beacon

乾が今季4点目も…オレジャナ負傷のエイバル、数的優位生かせずにドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

今季4点目を奪ったエイバルMF乾貴士

[3.3 リーガ・エスパニョーラ第27節 デポルティボ1-1エイバル]

 リーガ・エスパニョーラ第27節2日目が3日に開催され、MF乾貴士が所属するエイバルデポルティボのホームに乗り込み、1-1で引き分けた。2試合ぶりにスターティングメンバーに名を連ねて後半29分までプレーした乾は、前半11分に今季4点目を記録している。

 立ち上がりにデポルティボにフィニッシュまで持ち込まれる場面を作られたエイバルだったが、GKマルコ・ドミトロビッチの好守でしのぐと前半11分に先制に成功する。FWシャルレスのパスから右サイドを駆け上がったFWファビアン・オレジャナがグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドにフリーで走り込んだ乾が左足で合わせてネットを揺らしてスコアを1-0とした。

 先制したエイバルだったが前半27分、負傷したオレジャナがプレー続行不可能と判断されてMFペドロ・レオンとの交代を余儀なくされる。

 すると前半33分、FWアドリアン・ロペスのクロスからFWフロリン・アンドネにヘディングシュートを放たれると、ポストに弾かれたボールがドミトロビッチに当たってゴールマウスに収まり、オウンゴールで同点に追い付かれてしまった。だが同39分、PA外に飛び出してMFホアン・ホルダンを倒したGKマキシム・コバルが一発退場となり、デポルティボが数的不利に陥った。

 1-1のまま後半を迎えると数的優位に立つエイバルが勝ち越しを狙うが、同8分にCKのこぼれ球に反応した乾がPA外から放ったシュートはGKルーベンに阻まれてしまう。さらに同27分にはMFジョアン・ジョルダンがミドルレンジから狙うも、シュートはルーベンの守備範囲に飛んでしまった。

 後半29分にはエイバルベンチが動き、乾に代えてMFイバン・アレホがピッチへと送り込まれる。しかし、その後もエイバルに勝ち越しゴールは生まれず、1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

●リーガ・エスパニョーラ2017-18特集
●海外組ガイド

TOP