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ビデオ判定がサッカーのルールに…ロシアW杯での導入は今月16日に正式決定

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ビデオ・アシスタント・レフェリーがサッカーの一部に

 サッカーの規則改正を協議する国際サッカー評議会(IFAB)は3日、スイスのチューリッヒで年次総会を開き、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の使用を全会一致で承認した。国際サッカー連盟(FIFA)の公式サイトが伝えている

 すでにブンデスリーガ(ドイツ)やセリエA(イタリア)など、複数の海外リーグで導入されているVAR。得点に関する判定やレッドカードなど、試合結果を左右する場面での判定に適用される。だが、誤審を減らすことが期待される一方で、試合の中断が長時間に及ぶなど賛否が飛び交っている。

 今回の決定により、6月にロシアで開幕されるW杯でVARが導入される見通し。FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は、『BBC』によると、「今日からビデオアシスタントレフェリーはサッカーの一部になった」と満足感を示し、今月16日にコロンビアで行われる会議でロシアW杯でのVAR使用を正式に決めるという。

 先日、IFABはVARによる判定は98.9%が正確だったと発表していた。しかし、欧州サッカー連盟(UEFA)は「我々は来季チャンピオンズリーグでビデオ・アシスタント・レフェリーを使用しないつもりだ。良いプロジェクトだが、急ぐべきではない。ロシアW杯では間違いなく使用されるだろう。そこでどうなるか見てみよう」と、慎重な姿勢をみせていた。

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