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川島永嗣はフル出場、最下位メスは2戦連続先制もまた追いつかれ…5戦ぶりの白星ならず

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GK川島永嗣は好セーブを見せるも、2試合連続で終盤に追いつかれた

[3.3 リーグ1第28節 メス1-1トゥールーズ]

 リーグ1は3日に第28節を行い、日本代表GK川島永嗣所属のメスはホームでトゥールーズと対戦し、1ー1で引き分けた。川島はフル出場でゴールを守ったものの、5試合ぶりの勝利とはならなかった。

 前節・ギャンガン戦(2-2)に続き、メスが2試合連続で先制に成功する。前半32分、MFマシュー・ドセビィが右サイドから高精度のクロスを上げると、ゴール前のFWノラン・ルーが打点の高いヘディングシュートでゴールに叩き込んだ。ドセビィは今季6本目のお膳立てでリーグ戦アシストランクは7位に、ルーは今季11本目のゴールで得点ランクは9位に入っており、最下位ながらも攻撃陣の調子は悪くない。

 しかし、メスは前半43分、MFジュリアン・パルミエリが相手選手の軸足を狙ったスライディングタックルで一発レッドの退場処分に。すると、トゥールーズは数的優位となった直後のFKで、FWアンディ・デロールがPA右からクロスを上げ、DFクリストファー・ジュリアンがゴール前で強烈ヘッドで合わせるが、川島がファインセーブでゴールを割らせない。

 耐え抜くメスだが後半39分、無情にも失点を食らう。トゥールーズはFWエンドンベ・ムベレがPA右の深い位置から折り返すと、PA内でフリーになったDFケルビン・アミアンが豪快なシュートをクロスバーに直撃させ、ゴールに突き刺した。

 試合はそのまま1-1で終了。メスは2試合連続で先制したものの、2試合連続で終盤に失点を食らってドローに終わっている。守備陣がPA内で相手選手をフリーにさせる場面が多く、川島も好セーブを見せるが守り切るにはピンチの回数が多すぎた。リーグ戦を残り10試合とし、入れ替え戦圏内の18位トロワ(勝ち点28)とは勝ち点8差の「20」で最下位に位置しているメス。次節は10日、勝ち点54差で首位に位置しているパリSGと対戦する。

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