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代理人が語るブッフォンの去就「現役なら主役で」引退後は2つの選択肢?

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代理人が語るジャンルイジ・ブッフォンの去就

 ユベントスに所属するイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンの代理人を務めるシルバーノ・マルティーナ氏が、フランスメディア『RMCスポーツ』のインタビューに応じ、今後について語った。

 40歳のブッフォンは当初、今シーズン限りで現役を退くことを示唆。6月に開催されるロシアW杯を自身の集大成とするはずだった。しかしイタリアは60年ぶりにワールドカップ出場を逃がしたほか、ブッフォン自身は昨年12月にケガを負い、今シーズン中のセリエA最多出場記録の更新が不可能になったことで、引退に迷いを感じている。代理人のマルティーナ氏が今後のブッフォンの去就について言及した。

「ブッフォンの将来?まだ早い。時間が経てば本人が心中を明かしてくれるだろう。決めるのは彼自身でなくてはならない。もし続けるとすれば、端役ではなく、主役になりたいからだ。私も彼にはそれが似合うと思う。あと2年はプレーできるはずだが、続けていく上で彼の心の中に情熱がなければならない」

 またマルティーナ氏は、ブッフォンの心残りの1つとして、バロンドール賞を挙げた。

「もちろん、バロンドール受賞には特別な魅力があるし、彼はまだ受賞していない。(パオロ)マルディーニや他のイタリア人選手と同様、彼は賞に値するプレーヤーだったと思う。いつかまたGKが受賞できる日が来るのではないだろうか」

 続いてブッフォンの引退後のキャリアについて、ユベントスに残るか、イタリア代表組織に入るかの2択になると指摘している。

「引退後については彼が決めることになる。ユベントス首脳陣とは良好な関係を築いているので、ユーベかイタリア代表かを決めるだけだろう。彼ならどこへ行こうと役立てるだろう」

 最後にマルティーナ氏は、2001年に加入して以来、ブッフォンがユベントスへ忠誠を尽していることに言及。「ユベントスとともにセリエBへ行った。ものすごいオファーを断ったこともあるが、クラブに対し、増額を求めたことがない」と、例を挙げた。先日、ブッフォンはイタリア代表復帰を表明したが、忠誠を誓ったクラブにおいても来シーズン、主役の座を演じることになるのか注目されることだ。

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