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大分は山形に2度リード許すもドロー…古巣戦の宮阪&川西が“同じ形”で同点弾の起点に

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[3.4 J2第2節 大分2-2山形 大銀ド]

 J2第2節2日目が4日に行われ、大分トリニータは大分銀行ドームにモンテディオ山形を迎え、2度のリードを許しながらも2-2で引き分けた。ホーム初戦で粘り強さを見せた大分は開幕2試合負けなし(1勝1分)。逆に山形は開幕2戦未勝利(1分1敗)となった。

 大分は前節の栃木戦(4-2)から先発3人を変更。DF黄誠秀、MF那須川将大、FW小手川宏基が今季初スタメンとなった。対する山形も前節の水戸戦(0-3)からの変更は3人。DF三鬼海、FW瀬沼優司、FW南秀仁が今季初めてスタメンに名を連ねた。

 先にスコアを動かしたのはアウェーの山形。前半4分、PA内左でドリブルを仕掛けたMF小林成豪がDF鈴木義宜に倒され、PKを獲得する。同5分にキッカーのFWフェリペ・アウベスがGK高木駿にコースを読まれながらも右足でゴール左に突き刺し、先制点を挙げた。

 大分も古巣対決となるMF宮阪政樹を中心にボールをつないで攻め込み、前半36分に同点に追いつく。宮阪が自陣から鋭い縦パスを出し、FW藤本憲明が右足のヒールで前方に流すと、抜け出したのはFW後藤優介。PA内に持ち運び、GK児玉剛の股を抜く右足のシュートで1-1とした。

 後半も一進一退の攻防を繰り広げた両チーム。山形は後半19分にPA手前右でFKを獲得し、キッカーを務めたMF中村駿が右足で直接シュートを放つ。壁の外側から巻いたシュートがゴール右に決まり、再びリードを奪った。

 大分は後半20分に宮阪を下げ、こちらも古巣対戦のFW川西翔太を投入。すると同22分、川西が縦に送ったボールを後藤が頭でそらし、DF茂木力也の対応ミスを見逃さなかったMF松本怜がこぼれ球に反応する。そのままフリーでPA内右に進入し、飛び出したGK児玉の股下を右足で冷静に通し、ゴールに流し込んだ。

 山形は失点直後の後半24分、昨季の大分戦で2試合2ゴールのFW阪野豊史をピッチへ送り出す。さらに同29分に投入されたMF汰木康也の個人技も生かしてゴールに迫ったが、2-2でタイムアップとなった。

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