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審判の“お色直し”でキックオフ7分遅れも…選手たちは「影響なかった」

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試合前に整列する選手たち

[3.4 J2第2節 千葉0-0水戸 フクアリ]

 集合写真に収まった選手たちがピッチ上に散る。試合開始を待つだけとなったが、ここでハプニングが発生する。ホームチームのジェフユナイテッド千葉のユニフォームと審判団のシャツが同じ“黄色”だったのだ。

 この日、DF近藤直也が欠場したため、千葉のキャプテンを務めていたMF町田也真人は「審判の方から『(このシャツの色で)大丈夫?』と聞かれた。実際に似ていたので、『ちょっとマズいかもしれないです」というやり取りがあったことを明かした。

 両チームの監督から「見えにくい」「(シャツを)変えた方がいい」と指摘があり、審判団と監督らが話し合い、マッチコミッショナーやJリーグに確認をした結果、主審が赤色のシャツに着替えてピッチに戻り、約7分遅れで試合開始を迎えた。

 選手たちは試合開始が遅れる中、ピッチ上でウォーミングアップを続けた。水戸ホーリーホックのFW岸本武流が「早く始まってほしいなと思ったけど、チームメイトと改めて確認する時間にもなったので特に影響は感じなかった」と語れば、町田も「選手は状況を把握していたし、落ち着いていた。影響はなかったと思う」と振り返っている。

(取材・文 折戸岳彦)
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