beacon

バルベルデ、2位アトレティコ戦は「決勝ではない。まだまだ先は長い」

このエントリーをはてなブックマークに追加

バルセロナと対戦するアトレティコ・マドリー

 4日のリーガ・エスパニョーラ第27節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウにアトレティコ・マドリーを迎える。前日会見に出席したエルネスト・バルベルデ監督は、この一戦によって優勝争いが決まるわけではないことを説いている。

 首位バルセロナと2位アトレティコの勝ち点差は現在「5」。この一戦は優勝争いの行方を左右する大一番になりそうだが、バルベルデ監督は「まだまだ先は長い」ことを強調する。

「決勝ではないよ。大切な試合ではあるが、この後も多くの試合が控えている。その意味に鑑みても非常に重要な勝ち点3となるが、しかし終わりまで、まだまだ先は長い。もちろん、私たちは最後の試合と思って立ち向かうがね」

 バルベルデ監督はまた、この試合のスタメンについては「もう決めている」と発言。焦点は右サイドに誰を起用するかとなっているが、MFパウリーニョを置くのかを問われると、「それも一つの可能性だね」と語るにとどまった。エストレマドゥーラ出身監督はまた、新加入のMFフィリペ・コウチーニョについて次のように述べている。

「コウチーニョは良い感じで適応している。あとは慣れの問題だよ。彼のような選手は、試合の均衡を破ってくれる」

 一方でアトレティコのプレーについては、FWジエゴ・コスタとFWアントワーヌ・グリーズマンの2トップが仕掛けるカウンターを警戒している。

「彼らのカウンターは頭に入れておかなければならない。アトレティコのカウンターは凄まじいスピードを備えている。それと、コケとグリエーズマンの連係にも気を配らなければ。彼らは目で確認せずとも、コスタにボールをつなげることができる」

 またバルセロナ移籍の噂があるグリエーズマンについては、その調子や特徴を語るにとどめた。

「彼のゴールは、別の機会のために取っておいてほしい。素晴らしい状態にある彼は、アトレティコ・マドリーに所属している。ゴールを決めないことを願っているし、私たちは注意を払わなければならない」

「彼は対戦するライバルに所属している。(移籍の可能性について話すのは)正しいとは思わない」

●リーガ・エスパニョーラ2017-18特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP