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宇佐美3戦連発&1G1A!! 史上初の“日本人両ウイング”デュッセルドルフが4試合ぶり白星

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[3.4 ブンデスリーガ2部第25節 デュッセルドルフ2-1ザンクト・パウリ]

 ブンデスリーガ2部は4日、第25節を各地で行い、FW原口元気とFW宇佐美貴史所属のデュッセルドルフはFW宮市亮所属のザンクト・パウリとホームで対戦した。宇佐美が3戦連発弾を含む1ゴール1アシストの活躍を見せ、2-1で勝利。4試合ぶりの白星で首位をキープした。

 第21節のザントハウゼン戦(○1-0)戦で脳震盪を負った原口は左ウイングのポジションに入り、これが4試合ぶりの出場。2戦連発中の宇佐美は右ウイングで先発し、デュッセルドルフの歴史で初めて日本人2人がそろってスタメン入りを果たした。膝の負傷で長期離脱中の宮市はメンバー外だった。

 前半早々にデュッセルドルフがスコアを動かした。前半9分、右CKのキッカーを務める宇佐美が鋭いボールをゴール前に送ると、フリーで飛び込んだMFアンドレ・ホフマンが反応。難しい高さのボールとなったが、腰のあたりに当ててゴールにねじ込み、貴重な先制点を奪った。

 1点差で迎えた後半はザンクト・パウリが決定機を立て続けにつくったが、なおもデュッセルドルフのペースが続いた。5分、DFニコ・ギーセルマンのパスを受けた原口が相手をかわして左足で狙うと、6分にはGKと1対1を迎えたFWロウベン・ヘニングスがシュート。惜しくも相手GKにブロックされた。

 さらに後半8分、3戦連発を狙う宇佐美がミドルシュートでゴール右隅を狙ったが、これもザンクト・パウリGKがビッグセーブ。同16分に1か月ぶりの出場となった原口がピッチを退き、MFベニト・ラマンが入ると、同27分、ゴール正面約25mの位置から宇佐美が左足を振り抜き、GKに触れられながらもネットを揺らした。

 宇佐美は第23節のグロイター・フュルト戦(△1-1)、第24節のレーゲンスブルク戦(●3-4)に続いて3試合連発。今季の得点数を5つに伸ばした。そして後半45分、DFヤン・ツィマーとの交代でピッチを後にした。

 ザンクト・パウリは後半アディショナルタイム1分、PA内右からのシュートはコースが変わったが、こぼれ球に反応したFWジェンク・シャヒンがダイレクトで決めて1点差に詰め寄った。しかし、反撃はここまで。そのままスコアが動くことはなく、デュッセルドルフが2-1で勝利を収めた。

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