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勝負を決めたのは“黄金の左足”…バルサ、メッシの3戦連続FK弾でアトレティコとの天王山制す!!

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直接FKを叩き込んだバルセロナFWリオネル・メッシ

[3.4 リーガ・エスパニョーラ第27節 バルセロナ1-0A・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラ第27節3日目が4日に開催され、勝ち点66で首位のバルセロナと同61で2位のアトレティコ・マドリーが対戦。前半26分にFWリオネル・メッシの得点で先制したバルセロナが、そのまま逃げ切って1-0の完封勝利を収めて勝ち点差を「8」に広げた。

 カンプ・ノウで行われた天王山はバルセロナがボールを保持して押し込む展開となるが、アトレティコの守備を崩し切れずになかなかフィニッシュまで持ち込むことができない。前半21分には高い位置でボールを奪い、MFセルヒオ・ブスケツの縦パスを受けたメッシが3人に囲まれながらも突破してPA外から左足シュートを狙うも、ボールはGKヤン・オブラクの守備範囲に飛んでしまう。

 しかし、前半26分にバルセロナのエースが試合を動かす。自ら得たFKでキッカーを務めたメッシが直接狙うと、左足から蹴り出されたボールは鮮やかな軌道を描いてゴールに向かい、横っ飛びしたオブラクに左手で触れられながらも勢いで勝ってネットに突き刺さった。メッシの第25節ジローナ戦、第26節ラス・パルマス戦に続く3戦連続直接FK弾、そしてバルセロナとアルゼンチン代表で計600得点目というメモリアルゴールでバルセロナがスコアを1-0とした。

 1点を先行したバルセロナだが前半35分、右太ももを痛めたMFアンドレス・イニエスタがMFアンドレ・ゴメスと交代してピッチを後にする。同37分にはメッシのパスを受けてPA内に持ち込んだMFフィリペ・コウチーニョが強烈な左足シュートを枠内に飛ばすも、オブラクに弾き出されてしまった。

 1-0とバルセロナがリードしたまま後半を迎えると、1点のビハインドを背負うアトレティコベンチが同13分に動き、DFシメ・ブルサリコに代えてFWアンヘル・コレアを投入。さらに同21分にはMFガビに代えてFWケビン・ガメイロ、同29分にはDFフィリペ・ルイスに代えてDFリュカ・エルナンデスをピッチに送り込んで状況を打開しようと試みる。

 後半33分には追加点を狙うバルセロナがゴールを脅かすが、メッシのCKからブスケツが放った左足ボレーはオブラクに阻まれる。同41分にはFWジエゴ・コスタが放ったヘディングシュートのこぼれ球に反応したガメイロが左足で蹴り込むも、これはオフサイドの判定に取り消される。その後も両チームにゴールは生まれず、メッシの先制点を守り切ったバルセロナが1-0の完封勝利を収めた。

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