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スナイデルがオランダ代表を引退…クーマン監督に理解示す「彼の決断を尊重したい」

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FWウェスレイ・スナイデルがオランダ代表を引退

 カタールのアル・ガラファでプレーするMFヴェスレイ・スナイデル(33)が、オランダ代表を引退することを発表した。『BBC』が伝えている。

 2月に代表監督に着任したロナルド・クーマン監督と話し合った結果、代表引退の決断に至った。不振に陥る同代表の世代交代を図りたい指揮官に理解を示し、「クーマンが若い選手とともにフレッシュなスタートを切りたいのは理解している。彼の決断を尊重したい」と理解を示した。

 2003年に代表デビューしたスナイデルは同国歴代最多となる133試合に出場し、31ゴールを記録。W杯は06年のドイツ大会から3大会連続で出場し、10年の南アフリカ大会では得点ランキングトップタイの5得点を挙げる活躍でチームを準優勝に導くと、14年のブラジル大会でも主力として3位躍進に貢献した。

 クーマン監督はスナイデルについて、「ウェスレイは近年で最高のオランダ代表選手の1人だ。すばらしい態度をもった、驚異的な選手」とリスペクトを示したうえで、「だが私は新しいチームを組み立てたいと考えている。だから決断しなければならなかった」と決断の経緯を語った。

 オランダサッカー連盟(KNVB)は、スナイデルがサッカー選手としてのキャリアを終えたあと、監督業に進む可能性について検討しているという。

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