[3.4 メキシコ1部後期第10節 トルーカ2-1パチューカ]

　メキシコ1部後期第10節が4日に行われ、FW本田圭佑の所属するパチューカは敵地でトルーカに1-2で敗れた。パチューカの敗戦は5戦ぶり。本田はフル出場し、1アシストを記録した。

　ここに来て調子が上向いてきたパチューカ。プレーオフ圏外だが、混戦状態でプレーオフ圏内への浮上は十分可能な位置につけている。上位追撃へ向け勝ち点3を積み上げたい一戦だった。

　しかしパチューカは前半30分に先制を許してしまう。MFパブロ・バリエントスに上げられたクロスをFWフェルナンド・ウリベに押し込まれ、前半を1点ビハインドで折り返す。

　ただ後半に入ると、本田の左足から同点弾が演出される。8分、左CKを本田が蹴ると、DFアレクシス・ペーニャがヘディングで押し込み、試合が振り出しに戻った。本田は今季5アシスト目。

　だがパチューカはこの流れを引き戻しきれない。後半23分、ウリベのクロスからFWアレクシス・カネロに折り返しを許すと、FWルイス・キニョネスに決められて、勝ち越し点を献上。このビハインドは最後まで跳ね返すことが出来なかった。

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