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U-17W杯戦士の鈴木冬一がC大阪から“電撃移籍”…小嶺監督率いる長崎総科大附へ

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長崎総合科学大附高に転入することになったMF鈴木冬一

 昨年10月に行われたU-17W杯にも出場したMF鈴木冬一(17)が、所属するセレッソ大阪を退団して、長崎総合科学大附高に転入することが分かった。

 鈴木は幼少期からC大阪の下部組織で中心選手としてプレー。順調に成長を続けると、トップチームに2種登録された昨年はC大阪U-23の一員としてJ3リーグ戦で3試合に出場した。世代別日本代表の常連でもあり、昨年のU-17W杯では全4試合に出場。初戦のホンジュラス戦では1ゴールを決めていた。

 名将の下で、勝負の1年を過ごすことになりそうだ。長崎総科大附を指導するのは名将・小嶺忠敏監督。かつては国見高でFW大久保嘉人(川崎F)や平山相太氏ら、そして昨季もC大阪への入団を決めたFW安藤瑞季を育てあげるなど、育成実績は群を抜く。

 近年でもMF神谷優太(東京Vユース→青森山田高)やFW中村駿太(柏U-18→青森山田高)らJクラブの下部組織を退団して高体連に挑戦する選手は少なくないが、今回も驚きの移籍となった。

 今季の2種登録も発表されたばかりだが、これも抹消される。まさに“電撃移籍”となるが、ツイッター(@SuzukiToichi)を更新した鈴木は「すごくいきなりですが今日(4日)をもってセレッソを退団する事になりました。本当に悩みましたがもう一度大きく成長するための決断です」と報告。「セレッソに入って8年色々な方にサポートしてもらい感謝しかないです。必ず恩返しできるように全力で頑張ります」と長崎での成長を誓っている。

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