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マルセイユが劇的AT弾で価値あるドロー!CL圏内の2位争いに食らいつく、酒井宏は終盤途中出場

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MFフロリアン・トバンが劇的同点弾を決めた

[3.4 リーグ1第28節 マルセイユ1-1ナント]

 リーグ1は4日に第28節を行い、日本代表DF酒井宏樹所属のマルセイユはホームでナントと対戦し、1-1のドロー。ベンチスタートの酒井は後半35分に出場した。

 前半11分にPA付近から何度もシュートを打たれ、波状攻撃から失点を許したマルセイユ。その後も猛攻を受けるが、GKスティーブ・マンダンダの好セーブもあり、前半を0-1で折り返す。

 後半から少しずつ勢いを取り戻したマルセイユは、後半18分にFWディミトリ・パイェのオーバーヘッドキックでゴールに迫るが、相手GKに阻まれる。直後にはMFフロリアン・トバンがPA右から切り込んで得意の左足シュートを打つが、相手GKに正面でキャッチされた。

 後半35分に右SBのDFブナ・サールに代わり酒井が投入。最後まで諦めずにゴールに向かうと、後半アディショナルタイム5分過ぎに劇的な展開となる。パイェの右CKをDFアディル・ラミが頭で合わせるがPA内で混戦に。トバンが左足で押し込んで、一度は相手DFに跳ね返されるが再びトバンがゴールにねじ込み、ゴールネットを揺らした。

 試合は劇的な同点弾で1-1の引き分けで終了。2月15日のヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦・ブラガ戦(0-1)、25日のリーグ1第27節・パリSG戦(0-3)、28日のクープ・ドゥ・フランス(フランス国内杯)準々決勝・パリSG戦(0-3)と公式戦3試合を無得点で3連敗していたマルセイユにとって、勢いを取り戻す価値あるドローとなった。

 リーグ1は第28節を終えてUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の2位争いが過熱。3位マルセイユ(勝ち点56)は2位モナコ(勝ち点60)と勝ち点4差と食らいついており、残り10試合での順位逆転を狙っている。

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