ゲキサカ編集部員が等々力に潜入取材!今季から始まったフライデーナイトの実態は…
今季から始まった金曜開催の『明治安田生命Jリーグ フライデーナイトJリーグ(FRIDAY NIGHT J.LEAGUE)』。開幕戦となった2月23日の第1節・鳥栖対神戸戦に続き、3月2日の第2節では3試合が金曜日に開催された。
等々力競技場では川崎フロンターレと湘南ベルマーレが対戦した。川崎Fはホーム開幕戦を盛り上げるべく、競技場に隣接されたフロンパークで金曜に因んで“等々力フライDAY”を開催。新たなJリーグの楽しみ方を占う平日金曜開催の是非を探ろうと、ゲキサカ編集部員が実際に“潜入取材”を試みた。
限定配布の“等々力FRIDAY~開幕記念号~”獲得を目指し、記者は現地に14時半に到着。しかし、その段階でフロンパークには大勢のサポーターがおり、14時半の段階で100人程度だった列は、1時間後の配布スタートまでには数百人に。多くの湘南サポーターも列をつくっていた。
限定FRIDAYは本物さながらの充実した内容に。主に選手たちの“マル秘”エピソードが散りばめられており、最初のページには1月に入籍を発表したMF大島僚太の新婚生活の隠し撮りを掲載。また、グラビアではTVK「ファイト!川崎フロンターレ」で4年間MCを務めた木村朱美さんが特集された。
その木村朱美さんと“NEXT FRIDAY GIRL”の田辺レイさんは限定FRIDAYのブースに実際に登場。周辺の男性率は一気に上昇し、サインや写真撮影を求める声で大盛り上がりを見せた。
一方、隣のブースでは元プロ野球選手の川崎憲次郎氏による“開戦(海鮮)フライ”の販売も。“川崎”つながりでオファーをした川崎Fと、それを許諾した川崎氏による夢のコラボに、サッカーファンだけでなく往年のプロ野球ファンが詰めかけ、数多くのシャッター音がフロンパークに鳴り響いた。
販売された“開戦(海鮮)フライ”には今が旬の大分特産ヒオウギ貝を使用。貝の皿とともにふるまわれた絶品グルメは口にするだけで潮の香りを十分に堪能でき、販売開始から約2時間程度でスピード完売となった。
あっという間に時間は過ぎ、一人で約3時間のあいだ、“等々力フライDAY”を堪能した。金曜開催にもかかわらず家族連れやサラリーマンの姿も多く、子ども連れの会社員(38)に話を聞くと、「土日も休みなので、夜遅くても来やすい」と好感触。また、「子ども用の遊びも土日だったら最初から人が多いけど、金曜は程よく空いていて遊びやすかった」と金曜開催ならではのメリットも語っていた。
家族4人連れで来ていた会社員(41)も「フロンパークはいつも楽しい企画をやっていて、試合前にはちょうどいい」と企画を満喫。「仕事は半日休んでしまった。プレミアムフライデーと被ったらもっと来やすいかも」と開催日の希望も口にした。
当日の等々力競技場の観客動員は2万2475人。2017年度の平均観客動員数2万2112人を上回り、ホーム開幕戦ということもあるが、金曜開催が大きな盛り上がりを見せたことがわかる。週末の仕事終わりという解放感。そして次の日も土日という安心感。これまで来れなかった新たなファン層獲得の兆しが垣間見えた。
(取材・文 石川祐介)
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●2018シーズンJリーグ特集ページ
等々力競技場では川崎フロンターレと湘南ベルマーレが対戦した。川崎Fはホーム開幕戦を盛り上げるべく、競技場に隣接されたフロンパークで金曜に因んで“等々力フライDAY”を開催。新たなJリーグの楽しみ方を占う平日金曜開催の是非を探ろうと、ゲキサカ編集部員が実際に“潜入取材”を試みた。
平日の夕方にもかかわらず、フロンパークはキックオフ2時間前でもこの大賑わい
フライデーナイトということで写真週刊誌『FRIDAY』(講談社)とコラボ
ブースには本家『FRIDAY』のバックナンバーも陳列された
15時半スタートの配布までに数百人が列をつくった
スクープはあの選手の“マル秘”新婚生活…
金曜のホーム開幕戦ということで“開戦(海鮮)フライ”も
“川崎”つながりで、元プロ野球選手の川崎憲次郎氏がフライをふるまった
家族みんなで限定FRIDAYを持って記念撮影
“NEXT FRIDAY GIRL”の田辺レイさん(左)と、限定FRIDAYの表紙も飾った木村朱美さんの美女競演
木村さんはTVK「ファイト!川崎フロンターレ」で4年間MCを務めた
“キッズランド”では多くの子どもが楽しむ様子も
金曜開催にもかかわらず、観客動員数は「2万2475人」を記録
17年度の平均観客動員数「2万2112人」を上回る盛り上がりを見せた
限定配布の“等々力FRIDAY~開幕記念号~”獲得を目指し、記者は現地に14時半に到着。しかし、その段階でフロンパークには大勢のサポーターがおり、14時半の段階で100人程度だった列は、1時間後の配布スタートまでには数百人に。多くの湘南サポーターも列をつくっていた。
限定FRIDAYは本物さながらの充実した内容に。主に選手たちの“マル秘”エピソードが散りばめられており、最初のページには1月に入籍を発表したMF大島僚太の新婚生活の隠し撮りを掲載。また、グラビアではTVK「ファイト!川崎フロンターレ」で4年間MCを務めた木村朱美さんが特集された。
その木村朱美さんと“NEXT FRIDAY GIRL”の田辺レイさんは限定FRIDAYのブースに実際に登場。周辺の男性率は一気に上昇し、サインや写真撮影を求める声で大盛り上がりを見せた。
一方、隣のブースでは元プロ野球選手の川崎憲次郎氏による“開戦(海鮮)フライ”の販売も。“川崎”つながりでオファーをした川崎Fと、それを許諾した川崎氏による夢のコラボに、サッカーファンだけでなく往年のプロ野球ファンが詰めかけ、数多くのシャッター音がフロンパークに鳴り響いた。
販売された“開戦(海鮮)フライ”には今が旬の大分特産ヒオウギ貝を使用。貝の皿とともにふるまわれた絶品グルメは口にするだけで潮の香りを十分に堪能でき、販売開始から約2時間程度でスピード完売となった。
あっという間に時間は過ぎ、一人で約3時間のあいだ、“等々力フライDAY”を堪能した。金曜開催にもかかわらず家族連れやサラリーマンの姿も多く、子ども連れの会社員(38)に話を聞くと、「土日も休みなので、夜遅くても来やすい」と好感触。また、「子ども用の遊びも土日だったら最初から人が多いけど、金曜は程よく空いていて遊びやすかった」と金曜開催ならではのメリットも語っていた。
家族4人連れで来ていた会社員(41)も「フロンパークはいつも楽しい企画をやっていて、試合前にはちょうどいい」と企画を満喫。「仕事は半日休んでしまった。プレミアムフライデーと被ったらもっと来やすいかも」と開催日の希望も口にした。
当日の等々力競技場の観客動員は2万2475人。2017年度の平均観客動員数2万2112人を上回り、ホーム開幕戦ということもあるが、金曜開催が大きな盛り上がりを見せたことがわかる。週末の仕事終わりという解放感。そして次の日も土日という安心感。これまで来れなかった新たなファン層獲得の兆しが垣間見えた。
(取材・文 石川祐介)
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