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プレミア制覇近づくシティ、ペップが「まだバルサの域に達していない」と話す理由

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ジョゼップ・グアルディオラ監督は、まだ古巣バルセロナのレベルに達していないと考えている

 マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督は、まだ古巣バルセロナのレベルに達していないと考えている。

 今季カラバオ杯を制し、グアルディオラ体制2年目で初タイトルを手にしたシティ。プレミアリーグでは首位を独走し、優勝まであと4勝となっている。内容と結果が伴っているだけに、最近ではグアルディオラ監督がかつて黄金期を築き、指揮した4シーズンで14のトロフィーを獲得したバルセロナと比較する声も上がっている。

 英『BBC』によると、グアルディオラ監督は「1つタイトルを手にしたが、バルセロナと比較するのはフェアじゃない。彼らは過去10年、15年、20年と監督や選手の入れ替わりがあったにもかかわらず、毎シーズン多くの勝利を手にしている。同じレベルになるためには、まだまだ何年もかかるだろう」と冷静に分析した。

 シティは7日にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第2戦バーゼル(スイス)戦を控えている。敵地での第1戦を4-0で先勝し、8強入りは確実とみられているが、「ゼロから再出発だ。サッカーではどんなことでも起こりうる。ミスしないように神経を研ぎ澄まし、自分たちがやるべきことに集中しなければならない。攻撃面でも守備面でもね。そうしなければ試合は支配できない。それが我々の目標だ」と気を引き締める。

 なお、シティは今季を含めて7度欧州CLに出場しているが、ベスト8に進出したのは2015-16シーズンのみ。今季は好調の波に乗り、バルセロナのようなビッグクラブに一歩でも近づくためにビッグイヤーをつかみ取りたいところだ。

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