beacon

ルーキー荻原デビュー戦2発!浦和が前半の猛攻で今季初勝利…名古屋はターンオーバー失敗

このエントリーをはてなブックマークに追加

ルーキー、18歳FW荻原拓也がプロデビュー戦で2得点

[3.7 ルヴァン杯第1節 名古屋1-4浦和 パロ瑞穂]

 ルヴァン杯が7日に開幕。強豪ひしめくB組では、浦和レッズが敵地で名古屋グランパスに4-1で快勝した。

 リーグ2連勝と好スタートを切った名古屋は、主力を温存。直近のリーグ戦から先発全員を入れ替えて臨んだ。両SBは2種登録のDF萩野滉大とDF成瀬竣平が務めるなど、フレッシュな陣容となった。注目のFWジョーやMFガブリエル・シャビエルはベンチ入りもしなかった。

 一方の浦和はリーグ戦は1分1敗発進。カップ戦といえど、とりあえず今季初勝利を挙げて流れを変えたいところだった。リーグ戦から先発5人を入れ替えたが、FW興梠慎三やDF槙野智章といったキープレーヤーはスタメンに並んだ。

 予想通り、浦和が前半から圧倒した。前半9分に右サイドからFW李忠成が上げたクロスを中央でフリーになっていた興梠が頭で合わせて先制。同15分には左サイドから興梠が上げたクロスを、下部組織から昇格したルーキーFW荻原拓也がダイレクトで合わせる。これが右ポストを叩いて追加点になった。

 さらに浦和は前半17分、DF遠藤航の落としを、興梠が押し込んで加点。同31分にはカウンターからMF長澤和輝が名古屋DFの裏の広大なスペースにスルーパス。萩野をスピードで振り切った荻原が2点目を蹴り込み、前半だけで4点のリードを奪うことに成功した。

 ここまでは成す術のない名古屋は、CBで先発していたDFワシントンをアンカーに上げ、前半途中に萩野に代えてMF秋山陽介、後半12分にはルーキーFW大垣勇樹に代えてDF和泉竜司、同18分にはワシントンに代えてMF長谷川アーリアジャスールを投入する。ようやくリーグ戦で見せるコンビネーションが出始める。

 ただ余裕のある浦和守備陣をなかなか崩すことが出来ない。やっと後半43分にFW押谷祐樹の左からのマイナスクロスをFW佐藤寿人が押し込んで1点を返すが、反撃もここまでだった。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●ルヴァン杯2018特設ページ

TOP