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宇佐美貴史が絶好調のデュッセルドルフ…日本人選手の活躍に現地紙はさらなる期待

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好調の宇佐美貴史

 ブンデスリーガ2部のデュッセルドルフでプレーするFW宇佐美貴史は、最近3試合で3ゴールと絶好調。自信を手にした様子でドイツ紙『ビルト』の取材に応じている。

 前節ザンクト・パウリ戦では、冬にレンタルで加わったMF原口元気とともに両ウィングに日本人選手を置く布陣で先発出場を果たした宇佐美。1ゴール1アシストを記録し、2-1での勝利に大きく貢献した。

 それを受けた『ビルト』は日本人が多く住むデュッセルドルフ市のサッカークラブで日本人選手が活躍していることを「フォルトゥナの1部昇格は日本的に」と題した記事で紹介。同紙は、その題について「そう書いてもらって構いません!」と笑いながら語った宇佐美から許諾を得たとのこと。

 だが、現地で絶賛の声が集まる宇佐美はここで立ち止まるつもりはないようだ。自身のゴールにより勝利を収めたことを試合後特に祝っていないと話す同選手は「日曜日のデュイスブルク戦の方が大事」と気を引き締めている様子。首位返り咲きのデュッセルドルフでの戦いに意気込みを示している。

 一方、原口がチームメイトとなってから調子が上がってきたと見られる宇佐美は、“友人原口”と伝えられる存在をさほど意識していない模様。「同僚たちの多くは、彼によって僕が変わったと話していますが、僕は以前の自分のままだと感じています」と語っている。

 また記事ではデュッセルドルフの主将を務めるMFオリバー・フィンクのコメントも紹介された。「あの2人のウィングプライヤ(相手DFを挟むことから工具のプライヤとして形容)は守り難いだろう。我々の日本人たちは違いを生み出しているよ!」と2人の同時起用を歓迎しているようだ。

 なお『ビルト』によれば、宇佐美は今はドレッシングルームでムードメーカー的な存在になっているという。原口と同じく今シーズンいっぱいのレンタルでデュッセルドルフに所属する宇佐美だが、ピッチ内外で充実した時を過ごしているようだ。

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