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トップチーム初先発の久保建英が挙げた課題「非常に力不足を感じる」

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[3.7 ルヴァン杯A組第1節 横浜FM1-0FC東京 ニッパツ]

 初めてトップチームの試合でスターティングメンバーに名を連ねた。FC東京MF久保建英は90分間を戦い抜き、「出場する時間が長いので、いろいろなことが学べた」と試合後に振り返った。

 ダイヤモンド型の4-4-2のトップ下の位置に入った16歳は、積極的にボールに絡むと鋭いパスで攻撃を組み立てるだけでなく、力強いドリブル突破で縦への推進力を生み出そうとする。後半9分には、「スカウティングでGKが前に出る情報があったので、狙っていけたらと思っていた」と相手GKのポジションを見極めてロングシュートを放つも枠を捉え切れず。さらに同21分にはFKのキッカーを務めると、直接狙ったシュートは壁にはね返されてしまった。

「狙ったところに行ったけど壁に当たってしまった。練習から蹴り方を考えていかないといけない」

 初の先発出場となったが、90分ピッチに立ち続けた。「ある程度やれたと思う」と答える一方で、「最後のところで決め切れていないのが自分。そこは非常に力不足を感じています。後半のFKも決めないといけない位置なので悔しいです」と唇を噛んだ。

 J1リーグでは2試合連続で途中出場を果たし、この日のルヴァン杯を含めて公式戦3試合連続で出場しているが、チームは1分2敗の未勝利。「課題は自分のプレーがチームの勝利に直結していないところ。途中出場でも先発出場でもチーム一丸となって勝利を狙っていけるように、切り替えて次の試合に勝てるように頑張りたい」と気持ちを切り替え、次戦での今季初白星を目指す。

(取材・文 折戸岳彦)
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