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バイエルン監督がトゥヘル氏を絶賛、後任に指名「彼の実力は注目に値する」

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ハインケス監督(右)はトゥヘル氏を高く評価しているという

 バイエルンユップ・ハインケス監督が、自身の後任として元ドルトムント監督のトーマス・トゥヘル氏を指名した。

 ハインケス監督は、昨年10月に成績不振で解任されたカルロ・アンチェロッティ監督の後任として、4度目となるバイエルンの指揮官に就任。しかし見事にチームを立て直し、ブンデスリーガでは独走状態を作っている。

 ただ5月に73歳になる老将との契約は今季終了まで。本人も続投の意思は薄いとされ、後任人事が急がれている。

 現地報道ではホッフェンハイムの30歳指揮官、ユリアン・ナーゲルスマン氏を推す声が強いが、ハインケス監督はトゥヘル氏は第一候補に指名している。『フォー・フォー・トゥー』が伝えた。

「トゥヘルはバイエルンを率いるだけの実力をもっていると私は思う。マインツでユースチームを率いていた頃から、彼は自分なりのやり方でチームを伸ばしていった。彼の実力は注目に値する」

「トゥヘルの築いたすシステムの下で、ドルトムントはすばらしいサッカーをしていた。。トゥヘルはリーグ戦で2位になり、カップ戦をものにし、魅力的なサッカーを披露した。正直、彼が率いるドルトムントを観るのは楽しみだった。だから彼のことを尊敬しているし、とてもいい監督だと思っている」

 しかしウリ・ヘーネス会長はは、トゥヘル氏の招へいに難色を示していると伝えられている。チーム内で一目置かれる現指揮官の意見は、鶴の一声になるのだろうか。

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