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ドルト撃破も反省の南野「1本いい形でシュートまでいけたけど…」

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敵地でドルトムントに勝利したザルツブルク

[3.8 EL決勝トーナメント2回戦第1戦 ドルトムント1-2ザルツブルク]

 ヨーロッパリーグ(EL)は8日、決勝トーナメント2回戦第1戦を行い、FW南野拓実の所属するザルツブルク(オーストリア)は敵地でドルトムント(ドイツ)と対戦し、2-1で先勝した。ベンチスタートの南野は1点リードの後半28分から途中出場。逃げ切り勝利に貢献した。

 まだ“折り返し地点”とはいえ、ドルトムントの本拠地に乗り込んでの第1戦で2ゴールを奪い、先勝。ホームで迎える15日の第2戦に向け、大きなアドバンテージを手にした。南野は「いい試合をしたと思うし、自分たちの持っているものを出せたんじゃないかと思う」と、満足げに試合を振り返った。

「相手にボールを握られるというのは予想していた。少ないチャンスで決め切ることができたし、後半の立ち上がりとかそういう大事な時間帯でしっかり決めることができたのは良かった」

 スコアレスで折り返した後半立ち上がりの4分にPKで先制すると、後半11分にも相手のミスを突き、カウンターから追加点を奪った。同17分に1点を返されたが、それ以上の反撃は許さず。後半28分からは南野もピッチに入り、同33分、MFアマドゥー・ハイダラからの縦パスを受けると、鋭いターンから右足でシュートを打った。

 しかし、これはゴール左に外れ、ダメ押しゴールとはならず。「1本いい形でシュートまでいけたけど、せめて枠に飛ばさないといけなかった」と反省する南野は「もうちょっと前向きにボールをもらって仕掛けていく場面をイメージしていたけど、ディフェンスのところやボールをしっかり前でキープする部分で使い分けは難しいところがあった。そういうところをうまくやっていきながら自分の良さも出せたら」と、自分自身のプレーには納得していなかった。

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