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ホームでアーセナルに完敗のガットゥーゾ「ロンドンに遠足へ行くつもりはない」

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準々決勝進出を諦めていないミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督

 ミランの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾは、アーセナル戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、敗戦の弁を述べた。

 ミランは8日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦第1戦でアーセナルと対戦。直近の公式戦では、13戦連続無敗で6連勝と好調のミランだったが、ホームで0-2と完敗を喫した。ガットゥーゾは、セリエAとは一味違ったヨーロッパレベルのサッカーに翻弄されたことを明かす。

「イタリアで戦うことと、ヨーロッパで戦うことは違う。ヨーロッパでは、技術面やフィジカル面で非常にレベルの高いクラブと対戦する。それにイギリスのクラブはテレビ放映権もイタリアの3~4倍高い。それが自分たちのクオリティが足りないということを指すわけではないが、イタリアとはまったく違う選手たちがいる」

 また試合を振り返り、選手たちにとって、今後の糧となることを望んでいる。

「アーセナルは十分に勝利に値した。こんなプレーをするだろうことは想像していた。今回の経験がチームの成長に役立つことを望む。散々な結果になることも時には良い影響をもたらす。前半、相手のクオリティに苦しみミスが多すぎた。チームで団結できず、技術的な面でミスがたくさん出てしまった。ゴールを決められたはずかもしれないが、これ以上の失点も許されなかった」

 ミランは、ホームで2失点を喫したことで、ラウンド8進出へは厳しい条件となった。だがガットゥーゾは、望みを捨てていない。

「サッカーでは何が起こるか分からない。ミランは歴史ある名門クラブだ。ただロンドンに遠足へ行くわけではない」

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