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高徳、伊藤所属のHSVがCEOとSDを解任…指揮官「残留できると信じている」

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ハンブルガーSVのDF酒井高徳

 日本代表DF酒井高徳とFW伊藤達哉が所属するハンブルガーSVは8日、ヘリベルト・ブルッフハーゲンCEO、イェンス・トッドSDを解任した。新たに監査役会長に就任したベルント・ホフマン氏が会見の中で発表した。

 1月21日には監督交代を行ったが、劇薬とはならず、後任のベルント・ホラーバッハ監督も6戦3分3敗と未勝利が続いている。ホフマン氏は2度目の監督交代の可能性について、「ホラーバッハ監督はチームの一員。現時点では私たちが監督をもう一度変える考えはない」と否定している。

 ブンデスリーガを25節消化した時点で降格圏の17位に沈むHSV。勝ち点は18で、残留圏15位ボルフスブルク、入れ替え戦圏内の16位マインツとはいずれも7ポイント差。クラブ史上初の降格危機に直面しているが、残り9試合で昨季に続く残留劇を成し遂げられるか。

 10日にはバイエルン戦を控え、ホラーバッハ監督が前日会見に出席。ここで未勝利を止めたいところだが、対戦相手は首位バイエルン。「ドイツで最高のチーム。難しいことは疑問ではない」と敬意を示した上で、「いい守備をして今後のチャンスにつなげたい」と意気込んだ。残り9試合で奇跡の残留へ、指揮官は「まだ何も決まっていない。残留できると信じている」と前を向いた。

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