beacon

内田のビューティフルボレーが決勝点!徳島が大宮を下して今季初勝利

このエントリーをはてなブックマークに追加
[3.10 J2第3節 大宮0-1徳島 NACK]

 J2リーグは10日、NACK5スタジアム大宮で第3節の1試合を行い、徳島ヴォルティス大宮アルディージャを1-0で下した。

 ホーム連勝を狙う大宮は前半6分、右サイドのハーフェーライン付近でMF横谷繁がボール奪取。敵陣中央へとつなぎ、距離はあったがFW大前元紀が右足ミドルシュートを放つ。これはゴール右に外れたが、立ち上がりから積極的な姿勢をみせた。

 開幕2連敗中の徳島は前半11分に決定機。FWロビン・シモヴィッチの横パスを敵陣で奪ったMF杉本太郎がPA内へスルーパスを送る。これで抜け出したMF岩尾憲のシュートはGK笠原昂史に止められ、こぼれ球から再び岩尾がゴールを狙うが、ライン上でDF渡部大輔にクリアされてしまう。30分には、右CKからDFキム・ジョンピルが頭でつなぎ、杉本太が体を投げ出して右足で合わせたが、これもGK笠原のファインセーブに阻まれた。

 試合はスコアレスで折り返した後半開始早々に動く。徳島は7分、岩尾の右CKからペナルティーアーク左手前に走り込んだDF内田裕斗が左足ボレー。これがゴール左上に突き刺さり、ビューティフルゴールで徳島が先制した。10分には、右からのパスをPA中央のFW呉屋大翔が左にはたく。後方から走り込んだMF前川大河が左足で狙うが、わずかに枠の左。決定機を逃した前川は地面を叩いて悔しがった。

 同点に追いつきたい大宮は後半15分、横谷に代えてMF嶋田慎太郎を投入。22分にはMF茨田陽生を下げ、MF大山啓輔をピッチに送り込んだ。徳島は25分、右サイドでパスを受けたMF島屋八徳が鋭いクロスを入れると、ファーサイドに走り込んだ呉屋が左足で会合わせる。だが、GK笠原の好セーブに防がれ、追加点を挙げることができない。

 大宮は後半36分、最後の交代カードでシモヴィッチを下げてFW清水慎太郎を入れる。対する徳島は42分、杉本太と呉屋を下げて、MF小西雄大とFW佐藤晃大を投入。アディショナルタイム2分には前川に代えてDF井筒陸也を逃げ切り体勢に入った。

 ラストワンプレーで左CKから大宮GK笠原のヘディングシュートがクロスバーを叩いたが、徳島が最後まで集中した守りをみせ、1-0で完封勝ち。開幕からの連敗をストップし、今季初勝利を飾った。一方の大宮は2連敗となった。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●[J2]第3節1日目 スコア速報

TOP