beacon

“ノリノリ”C・ロナウド、5戦10発の荒稼ぎ!! 乾先発のエイバルはホームで敗れる

このエントリーをはてなブックマークに追加

2ゴールを奪ったレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウド

[3.10 リーガ・エスパニョーラ第28節 エイバル1-2R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラ第28節2日目が10日に開催され、MF乾貴士が所属するエイバルレアル・マドリーをホームに迎え、1-2で敗れた。スターティングメンバーに名を連ねた乾は後半42分までプレーしたが得点には絡めなかった。

 序盤からホームのエイバルが積極的な姿勢を示し、前半4分には乾が右サイドから鋭いグラウンダーのクロスを供給するが、ニアサイドに走り込んだFWキケ・ガルシアは合わせることができなかった。さらに前半19分には、左サイドでボールを受けた乾がドリブルでPA内まで持ち込んでヒールで落とすと、K・ガルシアが右足シュートでゴールを脅かしたが、横っ飛びしたGKケイラー・ナバスに阻まれてしまう。

 すると前半28分にレアルをアクシデントが襲い、セットプレー時にK・ガルシアと激しく接触していたDFラファエル・バランがプレー続行不可能と判断され、DFナチョ・フェルナンデスとの交代を余儀なくされた。

 しかし、前半34分に先制したのはレアルだった。DFアナイツ・アルビージャの縦パスをカットしたMFルカ・モドリッチのミドルパスから抜け出したFWクリスティアーノ・ロナウドが、胸トラップでボールを落ち着けると、右足でネットを揺らしてスコアを0-1とした。さらに同42分にはDFマルセロのクロスを受けたC・ロナウドがドリブルでコースを創出し、強烈な左足シュートを放つが好反応を見せたGKマルコ・ドミトロビッチに弾き出されてしまう。

 0-1とレアルにリードされたまま後半を迎えたエイバルだったが、同5分にMFペドロ・レオンが蹴り出したCKをDFイバン・ラミスがヘディングで叩き込み、試合を振り出しに戻す。同17分にはレアルがゴールに迫るが、左サイドからMFガレス・ベイルが送ったグラウンダーのクロスに走り込んだC・ロナウドが右足で合わせたシュートは、横っ飛びしたドミトロビッチが阻んで勝ち越しゴールを許さなかった。

 後半26分にはレアルベンチが動き、MFトニ・クロースとMFイスコに代えてFWカリム・ベンゼマとFWルーカス・バスケスを同時に投入する。

 後半31分には左サイドからDFホセ・アンヘルが送ったクロスをファーサイドのMFゴンザロ・エスカランテが落とし、逆サイドから乾が飛び込んだものの、ヘディングで合わせたシュートは枠上に飛んでしまう。すると同39分、DFダニエル・カルバハルのクロスに走り込んだC・ロナウドがヘディングで突き刺し、レアルが1-2の勝利を収めた。2得点を奪ったC・ロナウドは、リーガで出場した5試合連続得点、その5試合で10得点と驚異的なペースでゴールを積み重ねている。


●リーガ・エスパニョーラ2017-18特集
●海外組ガイド

TOP