beacon

バーディがスーパーゴール!岡崎復帰のレスター、WBAに逆転勝利で6戦ぶり白星

このエントリーをはてなブックマークに追加

スーパーゴールを決めたFWジェイミー・バーディー

[3.10 プレミアリーグ第30節 WBA 1-4 レスター・シティ]

 プレミアリーグは10日、第30節を行った。FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは敵地でWBAと対戦し、4-1で勝利した。膝の負傷により2月3日の第26節スウォンジー戦を最後に欠場していた岡崎が復帰。早速スタメンで起用され、後半15分までプレーした。

 前節ボーンマスと1-1で引き分け、5試合白星から遠ざかっている(3分2敗)レスター。ボーンマス戦からスタメン5人を変更し、DFベン・チルウェルとDFダニー・シンプソン、MFビセンテ・イボーラ、MFデマライ・グレイ、岡崎がスターティングメンバーに名を連ねた。

 試合は開始早々に動く。最下位に沈むWBAは前半8分、右サイドからMFオリバー・バークが低い弾道のクロスを入れると、DFウェズ・モーガンの前にFWサロモン・ロンドンが右足で触り、先制点。反撃に出るレスターは12分、PA右角あたりからMFリヤド・マフレズが左足でクロス。ファーサイドにFWジェイミー・バーディーとグレイが飛び込んだが、合わせることができなかった。

 前半16分、WBAに決定機。ロンドンの浮き球パスをペナルティーアーク内からMFグジェゴシュ・クリホビアクが左足ボレー。相手に当たってコースが変わり、決まったかと思われたが、GKカスパー・シュマイケルが右手で弾き、クロスバーを叩いた。すると22分、レスターが“スーパーゴール”で追いつく。ハーフェーライン付近でマフレズが左足でロングパス。PA内に走り込んだバーディが後方からのボールを左足ダイレクトで合わせ、ゴール右隅に突き刺した。

 レスターは前半36分、左サイドからグレイがクロスを上げ、岡崎がヘディングシュートを放つがGKベン・フォスターにキャッチされてしまう。37分には、左サイドのチルウェルのスルーパスからバーディが抜け出し、右足ダイレクトで流し込んだが、オフサイドの判定。逆転ゴールとはならなかった。

 一進一退の攻防が続く中、先に動いたのはレスターだった。後半15分、岡崎に代えてFWケレチ・イヘアナチョを投入。すると、17分にイヘアナチョの浮き球パスに反応したマフレズがPA内でジャンプしながらトラップし、左足でGKフォスターの左側を抜き、2-1。レスターが逆転に成功した。

 さらにレスターは後半22分、グレイに代えてMFマーク・オルブライトンを入れる。31分には、左サイドに展開されたボールをオーバーラップしたチルウェルがダイレクトで中央へ入れ、イヘアナチョがヘディングシュートを叩き込み、3-1。リードを広げると、アディショナルタイム3分には、右CKからイボーラがダメ押し。4-1でレスターが逆転勝利をおさめ、1月20日の第24節ワトフォード戦以来、6試合ぶりの白星を飾った。

●海外組ガイド
●プレミアリーグ2017-18特集

TOP