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怒りのウエスト・ハムサポーターがピッチに乱入…ノーブルと取っ組み合いも

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怒りのウエスト・ハムサポーターがピッチに乱入

 ウエスト・ハムバーンリーの一戦で、サポーターがピッチに乱入して試合が中断される一幕があった。

 10日に行われたプレミアリーグ第30節でウエスト・ハムがバーンリーをホームに迎えた一戦。ロンドン・スタジアムに集まったウエスト・ハムサポーターは、チームの不甲斐ない成績への不満を露にして、クラブフロントに対して怒りの声を上げていた。

 すると、0-0で迎えた66分、アシュリー・バーンズに得点を許すと、サポーターがピッチに乱入。それに激高したマーク・ノーブルが乱入者を投げ倒す場面が確認され、試合は一時中断となった。その後、ウエスト・ハムが2点目を許すと、また1人ピッチに乱入してコーナーフラッグを持ったままセンターサークルまで走るなど混沌とした状態が続いた。

 結局、0-3でホームでの一戦を落としたウエスト・ハムのデイビッド・モイーズ監督は『BBC』に「ファンにサポートを求めたい。彼らは本当に良いサポーターだが、一線を越えてピッチに乱入することはできない」とサポーターに静寂とサポートを求めた。

 また、この試合で先制点を奪ったバーンズは「彼らに試合を中断させられたくはない。ファンの気持ちは分からなくもないが、勝利を信じて選手たちに寄り添うべきだ。安全上の問題になりかねないし、彼らには声を上げるだけにしてほしい」と話している。

 この件を受け、プレミアリーグ側は調査を開始することを明言しており、今後何かしらの制裁をウエスト・ハムに科すことになりそうだ。

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