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スペインで苦境に立たされる柴崎岳…87分から出場のレバンテ戦も「影響なかった」との評価

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スペインで苦境に立たされる柴崎岳

 10日のリーガ・エスパニョーラ第29節、ヘタフェは本拠地コリセウム・アルフォンソ・ペレスでのレバンテ戦を0-1で落とした。MF柴崎岳は87分から途中出場と、厳しい状況にあることが浮き彫りになっている。

 柴崎が苦境に立たされている。ヘタフェのホセ・ボルダラス監督は日本人MFを3試合連続でベンチスタートとしたが、0-1とビハインドを追う状況での選手交代において、19歳の若手MFメルベイユ・ヌドキート、ここ9試合で出場機会がなかったMFアルバロ・ヒメネスとほかのMFの起用を優先し、柴崎を終了間際の87分からピッチに立たせている。柴崎がチーム内の序列で、下に位置していることをうかがわせた。

 ヘタフェで背番号10を背負う柴崎だが、縦に速い攻撃を強みとするヘタフェの中で、ここまでゲームメイクの能力を発揮できていない。この試合ではその能力を生かせるボランチとして起用されたが、やはり出場時間が少なく、ボールを使ったプレーはほぼ見られなかった。スペイン『アス』の電子版は、このレバンテ戦におけるヘタフェ各選手の個別評価で、日本人MFについて次のように記している。

「今回はボランチとしてプレー。自チームが中盤を省略している時間帯だった。プレーに影響を及ぼさず」

 厳しい状況に立たされる柴崎だが、ここから巻き返すことはできるだろうか。なおヘタフェは次節、ソシエダとのアウェー戦に臨む。

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