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「レアンドロ様様」ゴール!イバ弾アシスト!横浜FC野村直輝が全3得点に絡む活躍

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MF野村直輝が全3得点に絡む活躍

[3.11 J2第3節 横浜FC3-0愛媛 ニッパツ]

 攻撃力を見せつけた。タヴァレス監督の下、横浜FCは堅守をベースに、素早い攻守の切り替えから連動した攻撃サッカーで圧倒。左シャドーの位置で先発したMF野村直輝は両チーム最多となる7本のシュートを放ち、全3得点に絡む好パフォーマンスでその攻撃を牽引した。

 まずは前半37分、PA左手前の位置でFKのチャンスを獲得。キッカーの野村が右足を振り抜くと、壁を越えたシュートは勢いよくゴールに向かったが、惜しくもクロスバーを叩いた。「あれは決めたかった。落ちなかったですね」。直接FK弾とはならなかったが、この跳ね返りから最後はDFカルフィン・ヨン・ア・ピンが押し込み、均衡を破った。

 先制に成功した横浜FCは両サイドを崩し、連動した攻撃を畳み掛ける。前半45分にはMFジョン・チュングンが右サイド深い位置からクロスを入れ、ファーサイドの野村が「イバがフリーというのは見えていた」とヘッドで折り返し、イバが左足ハーフボレーでゴール上部に叩き込んだ。

「もうちょっと前にポジションを取れたらそのままヘディングでいっちゃおうと思ったけど、イバのポジションを見ながら入って、最後の最後で変えた」。冷静に状況を判断し、完璧な崩しから昨季得点王の2試合連続ゴールをアシストした。

 野村はなおも止まらない。後半35分にはMFレアンドロ・ドミンゲスが右サイドからイバとワンツーの形でPA内に抜け出し、マイナス方向にラストパス。今度はお膳立てを受けた野村が右足ダイレクトでゴールネットを揺らし、ダメ押しの3点目。最後は自らのゴールで締めくくり、「あれはレアンドロ様様です」と笑った。

(取材・文 佐藤亜希子)

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