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豊川が“崖っぷち”最終節で奇跡起こした!!今季初弾含むハットでオイペンの残留導く

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残留を導くハットトリックの活躍を見せたFW豊川雄太

[3.11 ベルギーリーグ第30節 オイペン4-0ムスクロン]

 ベルギーリーグ最終節となる第30節が11日に行われ、FW豊川雄太の所属する最下位オイペンはホームで14位ムスクロンと対戦し、4-0で勝利した。最下位のままなら自動降格だったが、15位浮上で残留を確定。後半12分に途中出場した豊川は移籍後初ゴールを含むハットトリックの活躍を見せ、奇跡的な残留の立役者となった。

 1月19日に鹿島からオイペンへの完全移籍が発表された豊川。2月17日の第27節ズルテ・ワレヘム戦(2-3)で後半途中に投入され、欧州デビューを果たすと、その後は3試合連続で途中出場していた。

 ベンチスタートだった今節も0-0の後半12分からピッチへ登場。同勝ち点で15位のメヘレンが他会場で2-0とリードしていたため、得失点差で1つ下回るオイペンは勝つだけでなく、メヘレンよりも大差での勝利が必要な状況だった。

 すると豊川は後半28分に均衡を破るゴールを奪い、移籍後初得点をマーク。同31分には豊川のお膳立てからFWルイス・ガルシアが追加点を挙げ、2-0とする。

 これで他会場の15位メヘレンと同スコア。さらに豊川は後半35分、同44分と立て続けにネットを揺らし、ハットトリックを達成する。そのまま4-0で勝ち切ったオイペンは、2-0で勝利したメヘレンに対して得失点差で逆転し、見事に最終節で残留をつかみ取った。

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