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ユーベの“宝石”ディバラは3戦連続決勝ゴール、首位浮上に「今後は私たち次第」

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FWパウロ・ディバラが輝きを取り戻している

[3.11 セリエA第28節 ユベントス2-0ウディネーゼ]

 ユベントスの“宝石”が輝きをみせた。FWパウロ・ディバラはセリエA第28節で2得点の活躍。1月6日の第20節で右太ももを負傷して苦汁を味わったが、公式戦3試合連続ゴールと完全復活を遂げている。

 3日の第27節・ラツィオ戦(1-0)、7日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦・トッテナム戦(2-0)ではそれぞれ決勝ゴールを決めた。中3日で迎えた第28節・ウディネーゼ戦でも先発で出場すると、疲れを見せずにトップ下で躍動。前半20分にはPA手前からFKを左足で沈め、後半4分にはFWゴンサロ・イグアインのポストプレーから2点目を流し込んだ。

 母国では“宝石”の愛称で呼ばれている24歳のアルゼンチン人は、3試合連続の決勝弾にも冷静さを失わない。「水曜夜(トッテナム戦)の劇的な試合の後で、今日の試合は気が緩む危険性があった。でも実際には精神的な強さと経験を見せて、勝ち点3を取ることができた」と試合を振り返った。

 ユベントスは今節の勝利とともに、首位を走っていたナポリがドローに終わったため、首位浮上に成功。“背番号10”を背負うエースは「ゴールでチームを助けることができて嬉しいよ。ライバルにプレッシャーを掛けて、前に進み続ける。今後は私たち次第だ」と7連覇に向けて淡々と調子を整えている。

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