beacon

勝ちに行ったC大阪、終盤追いつくもタイ王者相手にホームで苦戦

このエントリーをはてなブックマークに追加

C大阪はホームで何とかドロー

[3.14 ACL第4節 C大阪2-2ブリーラム・U ヤンマー]

 セレッソ大阪は14日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のG組第4節でブリーラム・U(タイ)とホームで対戦し、2-2で引き分けた。今大会成績は1勝2分1敗となった。

 一週間前の敵地での一戦は、高卒ルーキーのFW山田寛人らを先発で起用するなど、リーグ戦を戦うメンバーとは大幅に入れ替えて臨んだ一戦だった。今回はホームゲーム。必勝を期す一戦とあって、10日の柏戦から2人を変更したのみで、文字通り“勝ちに行った試合”だった。

 しかしC大阪は一週間前同様、セットプレーから先制点を与えてしまう。前半11分、左CKをニアで合わせたFWラッタナコーン・マイカミに頭で決められてしまう。ボール保持率を高く保って攻めたC大阪だが、前半をビハインドで折り返す。

 ただ後半に入るとC大阪にも反撃のチャンスが訪れる。そして後半20分、左サイドからDF丸橋祐介が上げたクロスに飛び込んだFWヤン・ドンヒョンが頭でねじ込み、同点に追いつく。

 だが次の得点はブリーラムに生まれる。後半26分、またもCKからFWエジガルがそらしたボールをFWジオゴに頭で押し込まれ、再びリードを許す展開になる。

 まさかの連敗か。しかしここでC大阪の点取り屋が意地を見せる。後半43分、右サイドからMF山口蛍が上げたクロスを、ファーで競り勝ったFW杉本健勇が頭で押し込み、タイ王者相手に何とかドローに持ち込んだ。

 なお同組のもう一試合は、広州恒大(中国)が敵地で済州ユナイテッド(韓国)に2-0で勝利。勝ち点を8に伸ばして首位をキープした。2位は同5のブリーラム。C大阪も同5で3位。済州は同3で4位。

●ACL2018特設ページ

TOP