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佐々木デビューの神戸、41歳誕生日の指揮官に公式戦初白星プレゼント!鳥栖はルヴァン杯2連敗

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先制点を決めたFW渡邉千真

[3.14 ルヴァン杯GL第2節 鳥栖0-2神戸 ベアスタ]

 ルヴァン杯は14日、グループリーグ第2節を行った。D組のヴィッセル神戸は敵地でサガン鳥栖と対戦し、2-0で勝利した。

 10日のJ1第3節・横浜FM戦で今季初白星を飾った鳥栖は、MF石川啓人やDF高橋祐治(←京都)、DF安在和樹(←東京V)を先発で起用。ここまで公式戦勝ちがない(3分1敗)の神戸は、U-21日本代表DF藤谷壮、U-19日本代表MF郷家友太(←青森山田高)をスタメンに含めた。

 試合は開始早々に動いた。前半4分、神戸は自陣からDF北本久仁衛がFWウェリントンを目掛けてロングパス。これはウェリントンにつながらなかったが、後方を走っていたFW渡邉千真が受け、相手のプレスを受けながらもループシュートを決め、先制に成功する。この場面でDF藤田優人が負傷し、鳥栖はDF三丸拡を入れた。

 立ち上がりは押し込まれた鳥栖は、前半19分に決定機を迎える。左サイドからアーリークロスを供給し、PA右のMF水野晃樹が強烈な右足ボレー。GK前川黛也が弾いたボールをMF原川力がPA左から狙うが、惜しくも外側のサイドネットに外れてしまう。37分には、ハーフェーライン付近の左サイドで三丸がボールを奪い、カウンター発動。自らPA左まで持ち込み、左足シュートを放ったが、枠を捉えることができなかった。

 スコアレスで折り返した後半5分、右サイドから藤田が絶妙なクロスを送り、PA中央の郷家が難しい体勢から右足で合わせる。だが、これは大きく枠を外れる。7分には、鳥栖が2枚替え。水野と石川を下げてFW田川亨介とMF福田晃斗を入れ、マッシモ・フィッカデンティ監督は早々に3枚の交代カードを使い切った。

 神戸は後半18分、藤谷のくさびのパスをウェリントンがダイレクトでPA右へ叩き、郷家が巧みなドリブルからタイミングを外して左足を振り抜くが、GK権田修一の好セーブに阻まれる。22分には、この日41歳の誕生日を迎えた吉田孝行監督も2枚替え。ウェリントンとDF橋本和を下げてFW大槻周平とMF佐々木大樹を入れた。佐々木はトップチーム昇格後、初出場となった。

 試合はこのまま終了かと思われたが、終了間際に神戸がダメ押し。後半45分、一本のパスで右サイドを抜け出した大槻がそのまま独走。PA右へ侵入し、左足でゴール左に突き刺し、これで勝負あり。神戸が2-0で完封勝利をおさめ、今季公式戦5試合目にして初白星を飾った。一方の鳥栖はルヴァン杯2連敗となった。

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