beacon

公式戦18試合ぶりの勝利に安堵…2発のG大阪FW長沢「長かったですね」

このエントリーをはてなブックマークに追加

2得点を奪ったガンバ大阪FW長沢駿

[3.14 ルヴァン杯GL第2節 浦和1-4G大阪 埼玉]

 長いトンネルをようやく抜けた。ガンバ大阪が最後に勝利したのは、昨年9月3日のルヴァン杯準々決勝第2戦神戸戦(〇2-0)。そこから公式戦17試合で白星から見放されたが、ついに勝利を手にする。立役者の一人となったのが、2得点を奪ったFW長沢駿だった。

 前半10分にFWファン・ウィジョのゴールで先制して迎えた同41分、MF市丸瑞希のサイドチェンジを右サイドで受けたDFオ・ジェソクがピンポイントのクロスを供給する。このボールにフリーで反応した長沢がヘディングで叩き込み、リードを2点差に広げる。さらに後半9分には、左サイドからMF泉澤仁がシュート性のクロスを送ると、ゴール前の長沢がヘディングで合わせてネットを揺らし、自身2点目を記録した。

「(自身1点目は)相手がニアを消してきてマークが離れた。ジェソクが良いボールをくれたし、2点目もうまく当てられて良かった」

 公式戦18試合ぶりとなる4-1の勝利に、「長かったですね。本当に去年から続ていたので。早い段階とは思えないけど、3月中に1勝できたのは良かった」と安堵の表情を浮かべつつも、「まだ1試合勝っただけ、これで満足しちゃいけない」と表情を引き締める。「悪い流れを断ち切るきっかけになったと思う。続けて勝利できるように頑張っていきたい」。久し振りの白星をきっかけに上昇気流に乗っていきたいところだ。

(取材・文 折戸岳彦)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●ルヴァン杯2018特設ページ

TOP