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大雪延期分の第26節が開催、12連勝のユーベは2位ナポリと勝ち点4差に

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ユベントスが今季もセリエA王者となるか

[3.14 セリエA第26節 ユベントス2-0アタランタ]

 セリエAは14日、大雪で延期となっていた第26節1試合を行い、ユベントスはホームでアタランタと対戦し、2ー0で勝利。リーグ戦9試合連続完封で12連勝とし、首位を争う2位ナポリと勝ち点4差をつけた。

 2月26日に行われる予定だったこの試合は、大雪のため試合直前に延期が決定。ユベントスが勝利したコッパ・イタリア準決勝第2戦から約2週間ぶりの再戦となった。

 ユベントスは11日の第28節・ウディネーゼ戦(2-0)から先発メンバーを6人変更。GKジャンルイジ・ブッフォン、DFメフディ・ベナティア、DFステファン・リヒトシュタイナー、MFブレズ・マトゥイディ、MFミラレム・ピャニッチ、FWマリオ・マンジュキッチが起用され、最前線にはFWゴンサロ・イグアインが、トップ下にはFWパウロ・ディバラが配置された。

 先制に成功したのは好調のユベントス。前半29分、カウンターで中盤をドリブル突破したMFドウグラス・コスタのパスを受けたイグアインは、そのままPA右に進入して右足シュートを放ち、ゴール左に突き刺した。得点後は両者一進一退の攻防の中、ユベントスはイグアインとディバラがゴールに迫るが追加点は奪えず。1-0で前半を折り返した。

 後半から勢いはユベントスに傾く。後半34分にアタランタがDFジャンルカ・マンチーニの連続警告で退場となって数的不利になると、ユベントスは直後の同36分にダメ押しの追加点。左サイドのディバラがグラウンダーのパスを出し、PA内のイグアインがボールを収める。そのままPA右にパスを出し、最後はマトゥイディが左足を振り抜いて2点目を決めた。

 地力の差を見せつけたユベントスが2-0で勝利を収めた。イグアインとディバラのアルゼンチンコンビが互いに調子を上げ、どちらかが得点を奪うという好循環。28試合を終え、ここまで首位を走っていたナポリとの順位も逆転し、7連覇に向けて弾みをつけている。

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