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ウエスト・ハム、乱入サポーターを『無期限出禁』へ…選手が仲裁する事態に

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DFマーク・ノーブルと取っ組み合いをした観客

 メトロポリタン警察は31日にロンドンスタジアムで行われるプレミアリーグ第32節のウエスト・ハムサウサンプトン戦で試合に立ち会うようだ。異例の出来事だとスポーツメディア『スカイ』が報じている。

 ウエスト・ハムは10日に行われた第30節のバーンリー戦に0-3で敗戦した際、サポーターとのトラブルが続発した。先制点を奪われた場面では観客がピッチに乱入し、DFマーク・ノーブルと取っ組み合いに。その後2点目を許すと、また1人がコーナーフラッグを持ってセンターサークルまで走るなど、混沌とした状態が続いた。

 さらに大勢のサポーターがクラブフロントを取り囲んだ場面も。試合後、デイビッド・モイーズ監督は『BBC』に「ファンにサポートを求めたい。彼らは本当に良いサポーターだが、一線を越えてピッチに乱入することはできない」とサポーターに静寂とサポートを求めていた。

 記事によると、ウエスト・ハムの関係者がスタジアム運営者らと協議し、対応を話し合った。その結果、メトロポリタン警察を配置するだけでなく、警備員を増やし、セキュリティーを強化するという。

 ウエスト・ハムはこれまで、騒動を巻き起こした観客の特定を進めており、近く処分を決定する方針。さらにピッチに乱入した観客に対しては無期限の出入り禁止処分を行うことも確認している。

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