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絶好調の宇佐美貴史にチーム内ライバルもお手上げ「今の彼は“オン・ファイア”」

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好調をキープする宇佐美貴史

 ブンデスリーガ2部デュッセルドルフは16日、アルミニア・ビーレフェルトとホームで対戦。この一戦を前に、ポジションを争うライバルが宇佐美貴史の先発出場を予想している。

 11日に行われた第26節でデュッセルドルフはアウェーでデュイスブルクを2-1で撃破。1ゴール1アシストを記録した宇佐美、精力的なプレーを見せた原口元気のパフォーマンスは現地メディアでは高い評価を得ている。敵将イリヤ・グルエフ監督も試合後、デュッセルドルフについて「このチームのクオリティーに強い印象を受けた。ゲンキ・ハラグチ、タカシ・ウサミ、ロゥエン・ヘニングス...。全員素晴らしい選手たちだ」と絶賛の言葉を口にしていた。

 だがビーレフェルト戦でも2人の日本人ウイングが先発起用されることが濃厚と見られる中、フンケル監督は試合に向けた会見で明言を避けている。胃腸炎から復帰のベルギー人MFベニト・ラマンについて問われると、「今現在、4人の本当に優れたウイングが揃っているが、金曜の試合ではどうするかは最終調整後に決める」と具体的なコメントを控えた。

 一方、これまでリーグ戦20試合に出場し8ゴールを決めてきたラマンは、自身のベンチスタートを予想しているようだ。地元紙『エクスプレス』で「おそらくスタメンに立つことはないと思う。ただ、そうである以上、途中から入ったらすべてを出し切りたいね」と意気込み、4試合連続ゴールを決め続けるライバルについては「タカは今、ゴールを量産しているからね。今の彼は“オン・ファイア”(燃えている)だ」とも認めた。

 なお現在2位ニュルンベルクと5ポイントの差で首位を走るデュッセルドルフにとって、5位ビーレフェルトとの試合は1部昇格にさらに接近するチャンス。宇佐美や原口もインターナショナルブレイク前のラストマッチで好調を維持したいところだ。

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