水戸が開幕3連勝の山口を撃破!小島&大卒ルーキー平野の初弾などで首位浮上
水戸ホーリーホックがレノファ山口FCを下して首位に浮上
[3.17 J2第4節 水戸3-0山口 Ksスタ]
J2リーグは17日、第4節を行った。ケーズデンキスタジアム水戸では水戸ホーリーホックとレノファ山口FCが対戦し、3-0で水戸が勝利。山口に初黒星をつけ、首位に浮上した。
今季負けなしの両クラブが激突する。開幕から2勝1分の水戸は、前節・讃岐戦(2-1)と同じ11人を起用。3連勝中の山口は、前節・栃木戦(5-2)から1人を入れ替え、DF瀬川和樹に代わってDF廣木雄磨がスターティングメンバーに名を連ねた。
試合は前半11分に動いた。敵陣でボールを奪ったMF小島幹敏が前に運び、FW岸本武流に預けてPA左へ侵入。リターンパスを受けると、思い切りよく左足を振り抜く。一度はGK藤嶋栄介に止められたが、こぼれ球を小島自ら左足で押し込み、水戸が連勝中の山口から先手を取った。小島は嬉しいJ初ゴールとなった。
思うように攻撃を仕掛けることができない山口。それでも前半35分に同点のチャンスが訪れる。DF小野瀬康介が右サイドへ出したパスをDF前貴之がダイレクトで中央へ折り返す。これをFW大崎淳矢がスライディングしながら右足で合わせたが、クロスバーを叩き、前半のうちに追いつくことはできなかった。
1点リードで折り返した水戸は後半4分、左サイドのスローインから中央へパスをつなぎ、右サイドでボールを受けたDF田向泰輝がPA右に侵入。鋭い切り返しで相手DFをかわし、左足シュートをゴールネットに突き刺し、2-0とリードを広げる。7分には、MF木村祐志を下げてMF平野佑一を投入。今季、国士舘大から加入した平野はプロデビューとなった。
流れを変えたい山口は後半9分、MF佐藤健太郎に代えてMF高橋壱晟、17分には廣木に代えてFW山下敬大を入れる。だが、水戸の攻勢が続く。19分、鮮やかなパス回しで相手の守備を崩し、小島のパスをPA右で受けたMF白井永地が中央へ折り返す。これを岸本が狙いすましたループシュートを放つが、クロスバーに嫌われてしまった。
それでも水戸は思わぬ形で3点目を奪う。31分、ゴールキックから山口のGK藤嶋がPA手前のDF坪井慶介へのパスを選択。しかし、これを狙っていた平野が奪い取って右足シュートを沈め、3-0。平野はデビュー戦でプロ初ゴールとなった。さらに35分には、MF黒川淳史が完全に裏へ抜け出し、右に繋いで白井が右足で狙うが、ダメ押しゴールとはならなかった。
水戸は後半39分、小島を下げて日本体育大から加入した大卒ルーキーのDFンドカ・ボニフェイスを入れ、守備を固める。試合はそのまま3-0で水戸が完封勝利。対山口戦で初白星(1勝1分3敗)を飾った。
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J2リーグは17日、第4節を行った。ケーズデンキスタジアム水戸では水戸ホーリーホックとレノファ山口FCが対戦し、3-0で水戸が勝利。山口に初黒星をつけ、首位に浮上した。
今季負けなしの両クラブが激突する。開幕から2勝1分の水戸は、前節・讃岐戦(2-1)と同じ11人を起用。3連勝中の山口は、前節・栃木戦(5-2)から1人を入れ替え、DF瀬川和樹に代わってDF廣木雄磨がスターティングメンバーに名を連ねた。
試合は前半11分に動いた。敵陣でボールを奪ったMF小島幹敏が前に運び、FW岸本武流に預けてPA左へ侵入。リターンパスを受けると、思い切りよく左足を振り抜く。一度はGK藤嶋栄介に止められたが、こぼれ球を小島自ら左足で押し込み、水戸が連勝中の山口から先手を取った。小島は嬉しいJ初ゴールとなった。
思うように攻撃を仕掛けることができない山口。それでも前半35分に同点のチャンスが訪れる。DF小野瀬康介が右サイドへ出したパスをDF前貴之がダイレクトで中央へ折り返す。これをFW大崎淳矢がスライディングしながら右足で合わせたが、クロスバーを叩き、前半のうちに追いつくことはできなかった。
1点リードで折り返した水戸は後半4分、左サイドのスローインから中央へパスをつなぎ、右サイドでボールを受けたDF田向泰輝がPA右に侵入。鋭い切り返しで相手DFをかわし、左足シュートをゴールネットに突き刺し、2-0とリードを広げる。7分には、MF木村祐志を下げてMF平野佑一を投入。今季、国士舘大から加入した平野はプロデビューとなった。
流れを変えたい山口は後半9分、MF佐藤健太郎に代えてMF高橋壱晟、17分には廣木に代えてFW山下敬大を入れる。だが、水戸の攻勢が続く。19分、鮮やかなパス回しで相手の守備を崩し、小島のパスをPA右で受けたMF白井永地が中央へ折り返す。これを岸本が狙いすましたループシュートを放つが、クロスバーに嫌われてしまった。
それでも水戸は思わぬ形で3点目を奪う。31分、ゴールキックから山口のGK藤嶋がPA手前のDF坪井慶介へのパスを選択。しかし、これを狙っていた平野が奪い取って右足シュートを沈め、3-0。平野はデビュー戦でプロ初ゴールとなった。さらに35分には、MF黒川淳史が完全に裏へ抜け出し、右に繋いで白井が右足で狙うが、ダメ押しゴールとはならなかった。
水戸は後半39分、小島を下げて日本体育大から加入した大卒ルーキーのDFンドカ・ボニフェイスを入れ、守備を固める。試合はそのまま3-0で水戸が完封勝利。対山口戦で初白星(1勝1分3敗)を飾った。
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