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キャリア初マルチ弾の京都MF小屋松は“棚ぼた”を強調

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京都MF小屋松知哉がキャリア初の1試合2ゴール

[3.17 J2第4節 京都2-1岐阜 西京極]

 J2第4節が17日に行われ、京都サンガF.C.はホームでFC岐阜に2-1で勝利した。4試合連続で先発フル出場したMF小屋松知哉は前半18分に先制点を挙げると、1-1の後半30分には勝ち越し弾を奪取。キャリア初となるリーグ戦1試合2ゴールでチームの今季初白星を導いた。

 1点目はカウンターからMF仙頭啓矢のシュートのこぼれ球を押し込んだ形。小屋松は試合後のヒーローインタビューで「あれは(仙頭)啓矢くんからのこぼれだったので、あそこに来ると信じて走ったら上手いこと入りました」と振り返りつつ、「嬉しかったですけど、(開幕から)試合に勝てていなかったので、もう1回切り替えてやろうと思っていました」と、今季初得点を決めた後も冷静だった。

 京都は小屋松が覚悟していた通り厳しい戦いとなり、前半41分には岐阜のFW古橋亨梧に同点ゴールを献上。だが、再びチームを救ったのは背番号22だった。同30分、仙頭からパスを受けたDF石櫃洋祐がPA内右から折り返し、フリーでニアに飛び込んだ小屋松が右足でプッシュ。「あれも櫃さん(石櫃洋祐)が最後頑張ってくれたので、いいところにボールが来て運が良かったかなと思います」とチームメイトを持ち上げたが、ポジショニングの良さが光るゴールだった。

 開幕3試合勝ちなし(2分1敗)と出遅れていた京都は、ようやく今季初白星をゲット。「3試合を通して勝ち切れなかったですけど、内容は徐々に良くなってきて、今日ホームで勝てたことは良かったかなと思います」。勝利の立役者は今季の目標とする得点数について「それは分からないです」と明言を避けたが、「チームが勝つことを第一に考えて、そのあとに自分の結果がついてくればいいかなと思います」と今後もチームへの貢献を誓った。

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