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ロシアW杯でのVAR導入が決定…インファンティーノ会長「この決定をうれしく思う」

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FIFAは今夏のW杯でビデオ判定を初めて導入することを決めた

 国際サッカー連盟(FIFA)はロシアW杯でのビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の使用を承認した。

 現在、ブンデスリーガ、セリエA、メジャーリーグ・サッカー、Aリーグ、さらにFA杯で使用されるVARは、昨年のコンフェデレーションズ杯やクラブW杯でも試験的に導入されていた。しかし、試合中にビデオレビューを行うことで試合が一時的に中断され、また微妙な判定を下すことに対して批判的な意見がサポーターやコーチ陣から噴出している。

 さまざまな意見を受ける中、サッカーのルール改正を協議する国際サッカー評議会(IFAB)が先日の定例会議で今夏のW杯でのVAR導入にゴーサイン。そして16日、コロンビアで行われたFIFAの会議でジャンニ・インファンティーノ会長が推し進める最新テクノロジーが6月にロシアで開催されるW杯で初めて採用されることが正式に決まっている。

 インファンティーノ会長は「2018年のW杯でビデオ・アシスタント・レフェリーを初めて使用することになる。この決定に我々は非常にうれしく思う」とVAR導入が正式に決まったことへの満足を示している。

 W杯で正式に使用されることが決まったVARは今後も世界中で導入する動きが続いており、来季からリーガ・エスパニョーラでも採用されることが決定。一方、欧州サッカー連盟(UEFA)は来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)での同システム使用を見送る決断を下している。

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