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なぜ、GKコーチが一番喜んだ!? 新潟MF小川が今季初ゴール!!

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今季初ゴールを奪ったアルビレックス新潟MF小川佳純

[3.17 J2第4節 横浜FC0-3新潟 ニッパツ]

 前半の決定機を逸していた。しかし、再び巡ってきた好機は逃さなかった。アルビレックス新潟MF小川佳純は、今季自身初ゴールとなるダメ押しゴールを奪い、チームの3-0の快勝に貢献した。

 前半34分にFW河田篤秀の得点で先制に成功すると、同40分に小川に決定機が訪れる。右サイドでDF安田理大のヒールパスを受けた河田が鋭いクロスを送ると、ゴール前でフリーになった小川が反応。しかし、「ボールが途中で失速してミートさせることができなかった」と力なく飛んだボールはGK山本海人の手中に収まり、追加点の絶好の機会を逃してしまった。

 だが、前半43分にFW矢野貴章が追加点を奪い、リードを広げて迎えた後半29分に、きっちりと“リベンジ”を果たす。MF磯村亮太がボールカットしたこぼれ球を拾った河田がドリブルで運ぶと、左サイドから前線へと駆け上がってパスを呼び込む。「カワ(河田)からすごく良いボールが来て、自分は流し込むだけだった」と右足のシュートでネットを揺らし、ダメ押しとなるゴールを記録する。

 この得点をベンチで一番喜んだのが、ジェルソンGKコーチだったという。「ジェルソンは、練習でGKを相手にたくさんのシュートを放ち、いっぱいゴールを決めているから、『こういう状況のときは、このコースに打てばいい』と教えてくれる」。そして、ハーフタイム中にも「相手GKの特長を伝えてくれて、『上を狙ったら入る』」と言われていたようで、「その教えとおりに蹴ったら入った」。教えを守った小川にゴールが生まれ、ジェルソンGKコーチの喜びもひとしおだったようだ。

 昨季途中、鳥栖からの期限付き移籍で新潟に加入したが、チームはJ2に降格。07年にプロになって以降、J2でプレーすることはなかったが、「去年、新潟がJ2に降格した瞬間にチームの一員だったし、その責任を感じていた。だから、J2で新潟のために戦うことに抵抗はまったくなかった」と完全移籍での加入を決断。目指すは当然、「1年でのJ1復帰。それだけ」だ。「試合に出ても出れなくても自分にできることはある。チームがJ1に復帰できるように、チームのことだけを考えたい」と唯一ともいえる大きな目標に向かって突き進む。

(取材・文 折戸岳彦)
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