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[MOM2445]広島観音CB今野優利(2年)_相手の強力エースに仕事させず、完封勝利

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広島観音高CB今野優利主将は完封勝利に大きく貢献

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.17 中国高校新人大会準々決勝 玉野光南高 0-2 広島観音高 広島スタジアム]

 中国地方を代表するストライカー、玉野光南高(岡山)FW飯尾柊太(2年)が「相手の5番、キャプテンが身体も強くて守るところもしっかり守ってくるので厄介でした」と振り返っていた。広島観音高(広島)は相手エースからも賞賛されたCB今野優利主将(2年)が非常にクレバーな守り。2-0での勝利に大きく貢献した。

 前半25分にアンカーの位置から前線に移った飯尾に対し、広島観音は当初、DFラインが下がり過ぎてしまっていた。それでも今野はDFラインを高く設定し、自分たちの守備で主導権を握ることを意識。加えて個人的にも、飯尾に対して「最初ファウルになっても良いので、相手に来るという意識をもたせること」を考えてプレーする。

 幾度から飯尾にボールを収められてラストパスを狙われたシーンもあった。だが、今野は飯尾に入ってくるボールに対して身体を投げ出してクリアしたり、トラップしたところでつついてボールを奪うなど好守を連発。ポジショニングも良く、競り合いでも強さを発揮した今野は相手の危険人物に決定打を打たせなかった。

 注目FW相手に堂々と渡り合って完封勝利。自分の強みについて「状況判断のところ。能力は高くないのでポジション取りだったり、周りへの指示が得意だと思います」と語るCBは特長を発揮しながら、バックラインの選手たちとも協力して快勝に繋げた。

 昨夏、インターハイベスト16進出を果たしたチームの中で先発を経験。そこから「練習試合で負けても、公式戦では分からない」と前向きなメンタルを加えて、強いリーダーとして君臨している。準決勝の高川学園高(山口)戦でも今野は好守を幾度も見せていたが、チームは惜敗。負けからまた学び、自身とチームを成長させる。
 
(取材・文 吉田太郎)

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