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「私は逃げない」モウリーニョ、CL16強敗退も巻き返しに意気込む

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ジョゼ・モウリーニョ監督は選手たちの成長をさらに促す必要があると述べている

 マンチェスター・ユナイテッドはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のラウンド16でセビージャと戦い、2戦合計で敗れて準々決勝進出を逃した。日曜にはFA杯準々決勝、ブライトン戦が控えているが、この試合を前にした記者会見でジョゼ・モウリーニョ監督がチームの現状について語っている。

「我々は勝ち上がるために必要なメンタルを手にする必要がある。そのためにはチーム全体が成長しなければならない」

「中でも(ネマニャ)マティッチと(ロメル)ルカクはよくやってくれていると思う。彼らは試合を通して常にハイレベルなパフォーマンスを見せているからね。それはメンタルの強さがないとできないことだ」

 リーガ・エスパニョーラで現在5位のセビージャに敗れたことについては「セビージャは近年、欧州カップ戦で素晴らしい実績を残しているチームだ。彼らは組織、スカウト、運営方法など、ありとあらゆる面でハイレベルだ。彼らに敗れたわけだが、それは何らおかしな事ではない」と述べ、勝ち上がったセビージャに敬意を払った。

 その一方で「私がこのチームを再びトップに導くためには、超えなければならない壁が多い。そもそも近年のユナイテッドは最高レベルの成績を残しているわけでもない。リーグ戦で優勝したのは12-13シーズンが最後であり、それから4人の監督が率いて、いずれもチャンピオンズリーグで結果を残すことができていない。ただ、このチームの伝統を理解しているファンなら、すぐさま結果を求めず、耐えることも重要だと思う」と発言。

 モウリーニョは「私はここから逃げるつもりはない。サポーターからの罵声を浴びたとしても、それを恐れるつもりもない」と述べ、ユナイテッドにタイトルをもたらすことへの気概を示した。

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