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2週間で5連戦のユーベはリーグ戦12連勝でストップ、昇格組SPALとドロー

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FWパウロ・ディバラは公式戦4試合連続ゴールとはならず

[3.17 セリエA第29節 SPAL0-0ユベントス]

 セリエAは17日、第29節を行った。ユベントスは敵地でSPALと対戦し、0ー0でドロー。前回王者は昇格組との痛み分けにより、リーグ戦12連勝がストップした。

 2週間のうちに5試合を行うというタイトなスケジュールも、ここまでの4連戦は全勝を収めているユベントス。14日の延期分第26節・アタランタ戦(2-0)から先発メンバーを3人変更し、DFアレックス・サンドロ、DFダニエレ・ルガーニ、DFマッティア・デ・シリオを起用して、4-2-3-1の布陣を敷いた。

 疲労が溜まるユベントスは前半に得点できず。前半11分、MFドウグラス・コスタの突破からPA右でパスを受けたA・サンドロが右足シュートも相手DFに阻まれる。直近の公式戦3試合連続で決勝ゴールを決めているFWパウロ・ディバラは17分にPA右手前から左足シュートを、前半終了間際にはPA手前で左足FKを放つが、ともに枠の外にはずれた。

 後半に入ってもユベントスはチームの核となるディバラやMFミラレム・ピャニッチが精彩を欠き、決定機をつくれない。後半5分にはD・コスタがPA右から左足シュートを放つが、GKアレックス・メレトの好セーブに遭った。

 リズムを変えるべく、ユベントスは後半19分に左SBのMFクワドゥオ・アサモアに代えてFWマリオ・マンジュキッチを投入。左MFのA・サンドロは左SBに下がり、マンジュキッチは左MFに入った。36分にはD・コスタが右サイドを突破してクロスを上げ、ファーサイドのマンジュキッチが頭で合わせるが、惜しくも枠外にはずれた。

 SPALもFWミルコ・アンテヌッチやFWアルベルト・パロスキがカウンターを仕掛けるが、ユーベの固い守備に阻まれる。互いに疲弊し足を攣る中、ユベントスはDFジョルジョ・キエッリーニが足を痛めて交代を要求。後半36分にはDFアンドレア・バルザーリと交代している。

 そのまま試合はスコアレスドローで終了。昨季王者から勝ち点1を奪取した昇格組・SPALはリーグ戦4試合無敗(2勝2分)で残留圏内の17位に暫定で浮上。一方、首位独走を図りたいユベントスは暫定で2位ナポリと勝ち点5差となっている。

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