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“異例のケース”で入団…米移籍の元水戸MF橋本晃司「ピッチで結果として恩返しできれば」

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アメリカのオレンジ・カウンティSCに加入した橋本晃司

 昨季限りで水戸ホーリーホックを退団したMF橋本晃司は16日、新天地となるアメリカのオレンジ・カウンティSCの入団会見に出席した。背番号は22に決まった。

 オレンジ・カウンティは、パチューカに所属するFW本田圭佑が代表を務める『HONDA ESTILO株式会社』が経営参入しているクラブ。水戸を退団後、海外クラブでのプレー機会を模索していた橋本は星稜高の同級生で、名古屋グランパスでもチームメイトだった本田が同クラブの経営に参入したことを知り、自ら売り込んだという。

 オレンジ・カウンティは、橋本を戦力として評価していたが、アメリカ2部相当の小さなクラブということもあり、十分な年俸を提示できないでいた。だが、そこから橋本自ら営業し、新しいクラブスポンサー3社を獲得。その上で再度クラブに売り込み、初の外国人選手として入団へとこぎつけた。

 クラブは「本田圭佑を通じて今回、コウジを紹介してもらい、我々としては非常にありがたく思っている。即戦力として今期の活躍を期待しています」とコメント。

 橋本も「今回、様々な方にご協力頂き移籍が実現したので感謝の気持ちでいっぱいです。皆様のご期待に応えられるよう頑張りたいと思います。ずっと挑戦したかったアメリカに移籍ができてとても興奮しています。それとともに、本当に多くの方に助けられて実現した移籍ですので感謝しています。それをこれからピッチで結果として恩返ししていければと思っています。人として選手としてもっと成長していけるように一生懸命頑張ります!」と意気込みを語った。

●海外組ガイド

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