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HSV、14試合未勝利も…酒井高徳は希望捨てず「可能性が残る限り諦めない」

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残留を諦めない酒井高徳

 ハンブルガーSV(HSV)のDF酒井高徳は、厳しいチーム状況の中諦めるつもりはないと前向きに語っている。ブンデスリーガ日本語版公式サイトが伝えた。

 HSVは17日、ブンデスリーガ第27節でヘルタ・ベルリンと対戦。幸先よく先制したものの、逆転負けを喫して14試合未勝利となった。酒井は前後半でチームが全く別のものとなってしまったことを反省する。

「後半は自分たちのプラン通りのプレーができませんでした。少し眠っていたというか、前にも行けなかったし、1対1でも負け、簡単にボールを失ってしまいました。少し迷っていたというか、1-1にされた場面でも相手にクロスを許してしまいました。僕たちはクロスが危険になると分かっていたので、防ぎたかったのですが、それができなかったんです。同点にされたのは仕方ないとしても、その後の反応がよくありませんでしたね。チームとしてもう一度、前半のように立ち上がるべきでした。それができなかったので、このような残念な結果になったのだと思います」

 また、クリスティアン・ティッツ新監督にとっては初陣となり、酒井も「試合も最初は支配できていた」と手応えを語る。一方で、残り7試合で入れ替え戦圏内の16位マインツとは勝ち点7差。残留へ向けて厳しい状況となったが、酒井は決して諦めない姿勢を示している。

「今日の結果は変えることができません。でもまだ試合はありますし、毎試合が僕たちにはとても重要で、簡単に相手に勝たせるわけにはいきません。今日の後半はうまくできませんでしたが、次の試合ではもっと改善すべきです。落ち込まず、前を向いていきたいと思います。ファンが怒ってるのは当然です。でも僕たちは『諦めよう』と言うことはできません。可能性が残る限り、僕たちは絶対に諦めない。100%の力を出し、それを次のシュツットガルト戦でも見せたいです」

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