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FC東京が“不名誉な記録”をストップ!オリヴェイラの移籍後初ゴールで湘南下し今季初勝利

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決勝点を決めたディエゴ・オリヴェイラ

[3.18 J1第4節 FC東京1-0湘南 味スタ]

 J1リーグは18日、第4節を行った。味の素スタジアムではFC東京湘南ベルマーレが対戦し、1-0で勝利。今季リーグ戦初白星を飾った。

 14日に行われたルヴァン杯・新潟戦で今季公式戦初白星を飾ったFC東京。中3日の試合となったが、スタメン変更は1人にとどめ、DF丸山祐市に代わってDF森重真人を先発起用した。対する湘南は、ルヴァン杯・長崎戦(1-2)から11人全員を変更。前節・名古屋戦からMF石川俊輝をMF梅崎司に代え、梅崎は移籍後初先発となった。

 立ち上がりは湘南の高い位置からのプレスに苦しんだFC東京は、最終ラインを高く保ち、コンパクトにして相手ゴールに迫る。前半26分、ペナルティーアーク右手前でFWディエゴ・オリヴェイラが倒されてFKを獲得。これをキッカーのDF小川諒也が左足で狙うが、壁を越えたシュートは落ち切らず、クロスバー上を越えていった。

 FC東京は前半35分に決定機。くさびのパスをMF東慶悟がダイレクトでPA右へ送ると、オリヴェイラが右足を振り抜く。ゴール右を狙ったが、枠を捉えることができなかった。対する湘南は44分、梅崎が裏に抜け出してPA右手前でFKを得る。これを梅崎自ら右足でシュートを放つも、惜しくもポストに阻まれ、前半をスコアレスで終えた。

 均衡が破れたのは、後半のキックオフ直後だった。FC東京は1分、センターサークル付近でボールを奪い、東がオリヴェイラへ縦パスを通す。オリヴェイラが横に動きながらシュートコースを作り、迷いなく右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール右に突き刺さり、先制点。オリヴェイラは移籍後初ゴールとなった。

 FC東京は後半7分、FW富樫敬真がドリブルで仕掛け、PA左から左足を振り抜いたが、力が入りすぎたのか枠を大きく外した。なかなか前線にボールを入れることができない湘南は、10分に梅崎をMF齊藤未月に代える。しかし、中盤でFC東京に攻撃を止められ、富樫に立て続けにシュートを打たれたが、GK秋元陽太の好セーブもあり、追加点を許さない。

 後半21分に両チームが交代カードを切る。FC東京は富樫に代えてFW前田遼一を投入。湘南はMF杉岡大暉とMF松田天馬を下げ、MFミキッチとFW新井光を入れ、3枚の交代カードを使い切った。FC東京は24分、小川が左サイド深くまで侵入。センタリングを森重が頭で落とし、前田が滑り込みながら右足でプッシュしたが、オフサイドの判定で得点は認められなかった。

 FC東京は後半34分、先制点のオリヴェイラに代えてFW永井謙佑を投入。オリヴェイラに対してサポーターから大きな拍手が送られた。37分には、左CKから森重がヘディングシュート。PA内で混戦となったが、押し込むことはできない。43分にも至近距離からMF大森晃太郎が左足を振り抜くが、GK秋元の好セーブに阻まれた。

 試合は1-0でタイムアップ。FC東京が長谷川健太体制でリーグ戦初白星を飾った。また、昨年9月23日のJ1第27節・柏戦から続いていたクラブワーストタイのリーグ戦11試合未勝利をストップさせている。一方、湘南は今季リーグ戦初黒星を喫した。

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