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ウィルシャーは新契約に不満?9歳から所属するアーセナル退団の可能性も

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今季限りで契約が満了するジャック・ウィルシャー

 アーセナルMFジャック・ウィルシャーは、クラブの態度に不満を覚えているようだ。『Goal』の取材で明らかになっている。

 16歳で鮮烈なデビューを飾って以降、近年は度重なるケガに悩まされ続けたウィルシャー。2011年以来、負傷離脱した日数は1000日を超えるとも言われ、喫煙シーンが何度もメディアに流れるなどコンディション管理の甘さが批判の的となっていた。

 しかし、ボーンマスへの期限付き移籍から復帰した今季は復調。ここまで公式戦33試合に出場し2ゴール5アシストを記録するなど、チームの中心メンバーとしてコンスタントにプレーし続けている。

 今季の活躍から先日発表されたイングランド代表にも約2年ぶりに復帰したウィルシャーだが、アーセナルとの現行契約は今季限りとなっている。

 クラブも選手本人も残留を望んでいるというが、ウィルシャーはアーセナルの態度に不満を覚えているという。

『Goal』の取材では、アーセナルは週給9万ポンド(約1300万円)に加え出場数に応じて3万ポンド(約440万円)が発生するオファーを提示したことが明らかになっている。ウィルシャーの現行契約は週給11万ポンド(約1600万円)であり、基本給は下がるものの総額では給与は上昇する。

 しかし、選手側はすでに今季自身のコンディションを証明したと考えているという。そのため、ボーナス付きの新契約に不満のようだ。

 この状況に、多くのクラブが26歳のイングランド代表MFに関心を示しており、中でもユベントスやミラン、エヴァートンなどのクラブが獲得を検討しているようだ。

 アーセン・ベンゲル監督は「クラブの未来として残って欲しいし、ジャックにもそうなって欲しい」とコメントし残留を願っているが、ウィルシャーは9歳から所属し、愛を公言するクラブを離れる可能性があるのかもしれない。

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