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シメオネ「私のせいで試合を落としてしまった」バルサと11差…逆転優勝厳しく

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ディエゴ・シメオネ監督

 アトレティコ・マドリーは18日、リーガ・エスパニョーラ第29節でビジャレアルに1-2で敗れ、首位バルサとの勝ち点差が11に開いた。36戦無敗中のバルサが残り9試合で4敗する可能性は低く、逆転優勝は極めて厳しい状況になっている。

 試合後、ディエゴ・シメオネ監督は「私のせいで試合を落としてしまった。そう感じている」と敗戦の責任を負った。英『フォー・フォー・トゥー』が伝えた。

 アトレティコは前半20分にFWアントワーヌ・グリーズマンが獲得したPKを自ら沈め、先制に成功。その後は決定機を生かせず、グリエーズマンは後半35分にベンチに下がった。すると、チームはラスト10分で崩れ、FWエネス・ウナルに2点を献上し、まさかの逆転負けを喫した。

「拮抗した試合だった。どちらのチームも似たような特徴をもっているからね。前半戦はよかったし、こちらが主導権を握れていた。後半戦は相手のほうが有利だったように思う」

 シメオネは「選手たちは懸命にがんばってくれた。私の決断が至らず、チームを助けることができなかった。私が間違えていたのだと思う」と自らの采配を敗因に挙げた。逆転優勝はさらに遠のいたが、「まだ終わってはいない。できる限りのことをこれからもやっていくつもりだ」と最後まで諦めない姿勢を示している。

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