beacon

「NIKE ACADEMY MERCURIAL MASTERCLASS」受講の阪南大高FW和田育「しんどい時に点を決める選手に」

このエントリーをはてなブックマークに追加

阪南大高FW和田育

 高円宮杯プレミアリーグWESTに所属する阪南大高の俊足ストライカー、FW和田育(2年)が、“史上最速選手”を目指してプレミアムクリニック「NIKE ACADEMY MERCURIAL MASTERCLASS」の受講をスタートした。関西屈指の注目ストライカーでもある和田が「NIKE ACADEMY MERCURIAL MASTERCLASS」第1日目終了後、「NIKE ACADEMY MERCURIAL MASTERCLASS」の感想や、スピードへのこだわり、着用した新モデルのフットボールシューズ「MERCURIAL」について語った。

―緊張したと思うが、「NIKE ACADEMY MERCURIAL MASTERCLASS」初日の感想を。
「最初は緊張していたんですけれども、どんどん慣れていって、自分のできることがちょっとずつ出せるようになりました」

―オープニングからスケールがあったが、思い描いていたものと違った?
「想像していたヤツと違っていて緊張が増しました(苦笑)」

―トレーニングで印象的だったこと、取り入れたいと思ったことは?
「突破する瞬間は身体低くする、止まる時は上げて、をチャレンジしたいと思いました。今まで自分が意識していたこととはちょっと違ったのでチャレンジしたいと思います」

―もっと出したかった部分は?
「スピードで抜け出した後に決めきれないとかありましたし、シュート打つまでの時間がかかってしまっている。(今日は)トラップが上手くいかなくて、シュートまで行けなかった」

―逆にできたところは?
「ボールはあんまり出なかったんですけれども、相手を剥がして背後に抜ける動きなどできたと思います」

―自分にとってスピードとは?
「ボールを持っている時にスピードを活かせたら、よりプレーの幅が広がるんじゃないかと思っています」

―この「NIKE ACADEMY MERCURIAL MASTERCLASS」を経て、どう変わりたい?
「FWなんで点を決めることは当たり前なんですけれども、それまでの動きなどを学んで自分のためになることを増やしたいと思います」

―ともに受講する高木大輝の存在は?
「いい刺激で同じスピードのプレーヤーなので盗めるところは盗みたい」

―着用した新モデルの「MERCURIAL」の感想を
「幅が狭いかなと思ったけれど、履いていくうちに足にフィット感が出ていました」

―プレーが変わった部分はあった?
「切り返す時に速くなったと思います。最初にその練習をしたので余計に違いを感じました」

―今回「NIKE ACADEMY TIEMPO MASTERCLASS」を受講することになって周りの反応は?
「『凄いな』とか言われたんですけれども、自分はこれに行くことよりも行ってからが大事だと思ったので、(チームメートには)そう言いました」

―チームに持ち帰りたい部分は?
「止まる時や突破する時の目線の位置とか大事だと思うので、プレーのスピードを上げるためにみんなにも伝えたいと思います」

―「NIKE ACADEMY TIEMPO MASTERCLASS」を受講して選手権で大活躍した関川(流経大柏)のように。
「これで成長できるところをしっかり伸ばして、関川郁万とかに負けないくらい活躍したい」

―今年の目標は?
「高校に入って選手権とか出れていない。自分が連れて行くくらいの気持ちでやっていきたい」

―プレミアリーグ選抜としてイタリア遠征した中村成龍の活躍は刺激に。
「プレミアは自分、後期からしか出ていなくて、全然ポイントを稼げなかった。成龍はずっと出て活躍していたので、自分もチームの軸になっていかないといけない。プレミアは去年よりも厳しいリーグになっている。降格は絶対にさせずに、少しでも上を狙えるように自分が点を取っていきたい」

―理想のストライカー像は?
「しんどい時に点を決める選手になりたいです」

―将来の夢を。
「プロサッカー選手です」

―NIKE ACADEMYの小島ヘッドコーチから本気になろうというメッセージがあった。
「高校へ入学した時は夢という感じだったんですけれども、今日の最初の話(オープニング)を聞いて絶対になってやるという気持ちが強くなりました」

―残り3日間へ向けて。
「少しでも自分が成長できるように、自分から積極的にトレーニングに取り組んで少しでも上手くなりたいです」

(取材・文 吉田太郎)

TOP