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“再会”したリオ五輪世代…植田「また一緒に戦える」中島「懐かしい感じ」

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日本代表DF植田直通(左)とFW中島翔哉

 久し振りに同じユニフォームに袖を通すことになる。16年リオデジャネイロ五輪を戦ったポルティモネンセFW中島翔哉鹿島アントラーズDF植田直通が、約1年7か月ぶりに代表の舞台で“再会”を果たした。

 全体トレーニング前に、同じくリオ五輪世代のMF三竿健斗(鹿島)らを交えてボールに触れ、笑顔だった中島と植田はランニングでも並走してコミュニケーションをとり、時には白い歯を見せていた。

「五輪のときから非常に仲が良かった」と語る植田は、「もっともっと自分たちの代から、上に上がって一緒に戦いたい思いがあったので、やっぱりリオ世代からA代表で一緒にまた戦えるのは非常にうれしい」と、再び中島と共闘できることに素直に喜びを表した。一方、この日A代表初合流となった中島も「五輪のときに一緒にやっていた選手もいるので、すごく懐かしい感じもあった」と練習初日を振り返り、多くの言葉をかわしていた植田とは「本当に仲が良いので」と笑顔で答えた。

 今回招集されたメンバーには、中島、植田の他、FW久保裕也(ゲント)、MF大島僚太(川崎F)、三竿、DF遠藤航(浦和。不参加の可能性あり)、GK中村航輔(柏)と7人ものリオ世代の選手が選出された。当時の五輪代表チームを率いていた手倉森誠氏も、現在はA代表のコーチを務めており、初選出をなった中島を笑顔で迎えている。

 ポルトガルでブレイクを果たした中島の活躍は、植田にとっても大きな刺激となっているようで、「ニュースでも入ってくるし、すごく刺激にもなる。僕も負けていられない気持ちになる」と表情を引き締める。切磋琢磨しながらリオ五輪本大会までたどり着いた世代が、再び互いを意識しながら高みを目指していく。

(取材・文 折戸岳彦)

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